Italian self-propelled gun, Semovente M40-75/18 - Girls und Panzer, Anzio
ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!
よし。何か心の奥底から湧き上がってくる衝動を表現しようとしたら前述したような叫びになりました。そんなドゥーチェ率いるガールズ&パンツァーのアンチョビ高校から、カルパッチョさんご搭乗のセモベンテM40を作ったのであります。
セモベンテといえば、OVAの「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」に登場するのですが、大洗の三号突撃砲との鍔迫り合いが実に印象的であります。固定砲塔同士の超至近距離での撃ち合いは超かっこ良かったですね!
ちなみに上記OVAは、Amazonプライムビデオで見放題です(2016年06月時点)。もう10回くらい見た気がしますが、今後も月1回か2回のペースで見ると思います。プライム会員からすればタダと同じなので、何というかもうありがとうございます、という感じですね。夜寝る前にタブレットで見るのがお気に入りです。
[追記] 2016年11月現在、プライムビデオから外れていることを確認しました。泣きたいです。ブルーレイ買いました。でもこれはこれで幸せになりました。
アンツィオ高校のセモベンテ塗装レシピ
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-59 デザートイエロー つや消し
- 【転輪部分】タミヤ アクリル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-64 レッドブラウン つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-9 ハルレッド つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ つや消し
- 【スミ入れ】タミヤ スミ入れ塗料 ダークブラウン
- 【チッピング】Mr.カラー 日本陸軍戦車色後期迷彩色カラーセット 土地色 つや消し
- 【フィルタリング】100均パステルの黄土色を削ったもの
- 【ドライブラシ】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ つや消し
- 【履帯】タミヤ ウェザリングマスター Aセット サンド
セモベンテM40の製作
さて今回製作にあたって使用するのはタミヤのキットであります。タミヤのキットは説明書も丁寧ですし、不必要に細かいパーツはすでに彫り込まれているか、よしなに省略してくれているので、実に作りやすいのであります。できればタミヤのキットだけ作って生きていきたいです(先日作った CyberHobyのⅣ号が地獄で…)。
同じ戦車のプラモデルキットが欲しい方は下記にてどうぞ。2000円はしません。タミヤさんありがたや。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.294 イタリア陸軍 自走砲 M40 セモベンテ プラモデル
ただ、劇中に登場するセモベンテは今回作るキットとは若干異なります。今回のものはセモベンテM40型ですが、劇中のものはM41型です。公式サイトによれば、M41はM40のエンジンを大型化したものなのだそうです。外見上の違いは僕にはよくわからないです。というわけで気にしないで作ることにします。
製作は説明書の通りに、何も手を入れず、作り上がっていく楽しみを存分に味わいながら製作を行います。ちょうど朝まで生テレビをやる夜でしたが、23時頃に作り始めて、翌午前4時頃には作り終わっていました。素晴らしいキットです。
アンツィオ高校のセモベンテの塗装
まずは基本塗装ですが、タミヤアクリルのデザートイエローを使いました。特に色は入れず、そのまま筆で塗りました。2回塗って、まだ薄いところには3回目を塗っておきます。気温が高いのものあって、乾燥が早いので、塗装後30分もすればまた塗ることができます。
転輪はフラットブラックで塗っておきます。この転輪を塗る作業が大雑把な性格の僕には苦手なのですが、ぐっとこらえてよしなに塗りました。
続いてアクリル溶剤をつけて表面を擦ります。最近は綿棒を使っていて、アクリル溶剤をつけて、基本塗装をした部分を擦ります。若干色が濃くなりつつ、良い感じに色のムラや凹凸が出てくるので良くやっています。若干やりすぎて塗装が剥げてしまう部分も少し出てきますが、そういうところは後からチッピングで隠してしまいます(写真は無いですが…)。
細部を塗装します。スコップ系やらをはみ出さないように注意しながら塗装しつつ、アンツィオ高校のピザ的な校章も貼っておきました。
続いてスミ入れをします。ダークブラウンを隅っこやリベット周りに入れていきます。
エナメル溶剤に綿棒をつけて湿らせたら、余計な部分を拭き取っていきます。綿棒はあっという間に汚れてしまうので、なるべく早く取り替えます(でもケチっていつも使いすぎて戦車が汚れてしまいます。。。)。綿棒は100均で大量に手に入れておきました。
というわけで拭き取り完了。なるべくリベットの周りは拭き取らずにスミ入れ完了としました。車体があまり大きくないので、結構さっくり作業が終わります。あえて汚しを残しておきたい気分になったところは、エナメル溶剤つきの綿棒で黒くなった部分を濡らして、乾いた綿棒で跡を残すように車体の上から下へ跡をつけます。雨だれ跡のような形で整えます。
チッピングをします。いつもの「Mr.カラー 日本陸軍戦車色後期迷彩色カラーセット 土地色 つや消し」を使います。スポンジにつけて何度か新聞紙に当てて塗料がべったりつかないように調整してから、ポンポン、と車体に当てていきます。というわけでこんな感じになりました。
パステルで明度を上げたいと思います。100均のパステルに入っている黄色のパステルを茶こしで削ったら、ライターオイルで溶きます。それを筆に取ってちょんちょん、と角を中心に深く考えないで置いていきます。下の写真の明るい黄色の部分がパステルを流し込んだところです。
最後にタミヤエナメルのメタリックグレイで、エッジ周りやチッピングしたところをドライブラシしていきます。下の写真はドライブラシをしたところ。
最後にタミヤのウェザリングマスターで履帯と転輪周りにサンド/ライトサンドをまぶして、完成であります!
アンツィオ高校 セモベンテM40 の完成ギャラリー
アンツィオ戦ではCV-33に比べて見るので、相対的に大きな戦車に見えていたのですが、実際は結構ちっさな戦車です。これで三突とぶつかるのはかなり勇気がいる感じがしますね…!戦車模型を作って楽しいのは、他の戦車と並べて比べてみたりできるところですね。
転輪と履帯周りはウェザリングマスターで仕上げています。
後ろから見るとこんな感じ。
アンツィオの校章が可愛いのであります!
というわけでアンツィオ高校のセモベンテM40でした。以前同じイタリア戦車のカートアルマートを作ったので、実はこれがイタリア戦車2輌目だったのですが、やっぱりイタリア戦車はあんまり巨大じゃないのが可愛くて良いです。
セモベンテM40は、砲身も短いので短砲身Loverの僕としては大変心ときめく素敵戦車でありました。
[ガールズ&パンツァー 公式サイト : セモベンテ] http://girls-und-panzer.jp/mecha_an_sv.html
0コメント