US Main Battle Tank M1E1 "Abrams"
さて今回は初めて作った 1/72 の戦車である、M1E1エイブラムスくんです。ハセガワのキットを入手いたしまして(1/35 と間違えていた)えいやっと作ってみました。1/72 はサイズも小さい分、パーツも少なくて作るのが楽ですな。
M1エイブラムスと言えばどうしても砂漠戦のイメージが強いので、箱絵とは違うのですが砂漠地風に塗装をしてみました。
M1E1エイブラムスの製作・塗装レシピ
M1E1エイブラムスの製作
今回製作に使うキットは、ハセガワ(Hasegawa) から出ている、M1E1 エイブラムスのキットです。1/72 は 1/35 のに比べてだいぶ安いです。箱も小さくてリーズナブルな感じ。
ハセガワ 1/72 アメリカ陸軍 M1E1 エイブラムス プラモデル MT35
さて製作はまぁ説明書を見ながら、特に何かを参考にすることもなく、1/72 ってどうなんだろうなぁくらいの気持ちで気軽にやりました。パーツはもう明らかに 1/35 より小さくて、細かいところはパーツに彫り込まれていることが多いです。また良い具合に転輪が連結パーツになっていて、あっさり組み上がるところなんて、楽チンで幸せです。
あんまりうまく行かなかったのは履帯で、ベルト式ではなく、プラのパーツでしたのでいまいちうまく行かず、車体のスカートで隠れるところで何とか誤魔化したかたちになりました。1/35 スケールに慣れているもので、どうにも慣れません。
とはいえ製作にかかる時間は、1/35に比べて圧倒的に短くて、ほんの数時間で完成してしまいました。あっという間です。夕食後に作り始めて夜中には塗装に入っていたくらいでした。
細部・履帯塗装・デカール貼り
細部を塗装しつつ、ダークアイアンで履帯を塗装しました。デカールは特になにかを参考にすることもなく、付属のものから適当に貼り付けていくという大雑把な具合で貼りました。
米国国旗も貼っつけちゃいました!
チッピング
このままでは非常に地味なため、チッピングで情報量を増やしてみることにします。ジャーマングレイをスポンジにつけて、ドライブラシばりに塗料が落ちたら、エッジ周りを中心にぽんぽんしていきます。
あまりしつこくない程度にあっさりとやっています。
油彩で風合いを調整
そのままではのっぺりとしてしまうので、油彩で表情付けを行いました。主にサイドスカート部分ですが、ホルベイン 油絵具のバーントアンバー、イエローオーカー等を使っています。
スカート周りに気持ち濃淡が出たかと思います。お手軽仕上げでございます。
ウェザリングマスターで仕上げ
砂漠ということで、砂埃で汚れてもらいましょう。タミヤ ウェザリングマスター A (サンド) のお出番です。付属のふぁさふぁさした方にサンドを付けまして、車体に擦り付けて行きました。
というわけで完成〜。
M1E1エイブラムスの完成ギャラリー
今回は 1/72 ということもあり、製作から塗装まで全部で1日くらいで完成してしまいました。製作したのが夏の暑い盛りだったこともあって、乾燥も早くて、週末の晩御飯の後に作り始めて、翌日の昼過ぎには完成、というスピード製作でした。
1/35 だと思っていたら 1/72 だったというのもあって、少しやっつけ感のあるスピードでしたが、まぁまぁの出来かなぁと思います。結構地道にチッピングとかしてますし…。
作ってみて思ったのは「やっぱり 1/35 か 1/48 がいいな」ということで、このサイズですとどうも作っていて物足りないですし、指を使って油彩を広げるのもやりづらかったです(筆つかえというのはありつつ)。
エイブラムスさんは何というか、スカートがかっこいいですね。このスカートになんかちっさい筒みたいなのがたくさん付いているのをチラチラ見るので、いすれそういうのを 1/35 で作ってみたいです。
小さいので写真取りづらいです。。。1/144 に比べればもちろんだいぶ大きいのですが、僕のようなさほど手先の器用ではない人間には、1/35くらいが作業がしやくして助かります。艦船とか作っている人は僕には人知を超えた職人のように見えます。
M4A1エイブラムスの総括
製作・塗装と同様、記事も駆け足感のあるものになってしまいましたが、1/72 でもエイブラムスくんが作れて良かったです。すでに 1/35 のエイブラムスくんもキットを仕入れてしまったので(積んでしまったので)、いずれ作ろうと思っています。
砂漠の車両はまだまだ下手くそなので、達人各位を見習って上達していきたいものであります。
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