なんだか迷彩ネット(カモフラージュネット)を巻きつけた戦車ってかっこいいですよね!今回は先日完成したレオパルドくんに着せた迷彩ネットの作り方を解説しておきたいと思います。スケールは 1/35 です。
1/35 カモフラージュネット(迷彩ネット)の材料
材料は例によって100均グッズを中心に作っていきます。
- 100円均一のガーゼ
- 100円均一のボンド
- 100円均一のクレヨン
- アクリル塗料(水性なら何でもいけそう)
- 水道水
- ハサミ
- アイス等の空きカップ
楽勝ですね!
100円均一のガーゼ
実際に使ったのはこんな感じのガーゼです。10枚入って100円であります!あんまり粗いとスケール感が微妙かな、と思って一番細かそうなものを購入しました。ただ最後に汚すタイミングで広がっちゃったので何でも良いように思います。
100円均一のボンド
いわゆる木工ボンドです。形を固めつつ車体に固定するのに使います。水に溶いて使います。
100円均一のクレヨン
染めたガーゼをウェザリングするのに使います。
アクリル塗料 + 水道水 + 空きカップ
布を染めるのに使います。私はタミヤのアクリル塗料、オリーブドラブを使いました。アクリル塗料でなくても、水に溶ける水性塗料なら何でも良いような気がします。布が染まればそれで良いのでなんぞの草の絞り汁とかでもいけるかも。ちょっと楽しそう。
空きカップに水を入れて、そこにオリーブドラブを入れて色をつけます。いい感じに塗料がカラに近いやつをよしなに使うと知的な感じがいたします。
ハサミ
ガーゼは結構大きいので、適当なサイズに切断するのに使います。
1/35 カモフラージュネット(迷彩ネット)を作る
それでは実際に作っていきます。ざっくりなステップは下記のようになります。
- ガーゼを染める
- ガーゼを汚して迷彩ネットにする
- 迷彩ネットを車体に巻きつける
さっそく始めましょう。
1. ガーゼを染める
まずはガーゼを用意します。染めてから切断するのでとりあえずそのまんま。
アクリル塗料の草っぽい色(今回はオリーブドラブ)を水道水に溶かしたら、そこにガーゼを漬け込みます。今回はアイスのカップを使いました。深さがあるのでいいんじゃないかと。
1枚だとだいぶ余りがあったので、一気に3枚漬けてみました。よく色が染み込むように漬物石代わりに新品の塗料を2つ乗せてみたりしました。
翌日どんなものか見てみましたが、思ったほど色がついていなかったので(使い切った塗料に水を入れてシャバシャバしたやつを使うというケチなことをしたからですね…)、さらに待つこと3日ほど。
うっすら感はありますが染まりました!
ただこのまま使うには薄らやかなので、ここから汚すことにしました。
2. ガーゼを汚して迷彩ネットにする
まずはいい感じのサイズに切断します。適当です。
写真下の切断した細い方を汚していきます。
黒のクレヨンをザッシザッシと擦り付けていきます。オラオラでやったので繊維がボロボロと広がってしまいボロボロ感が想定以上に出ました。まぁ…まぁ良し。
黒クレヨンの後は、赤クレヨンや茶クレヨン、黄クレヨンなど適当な色をノリでオラオラと擦り付けていきます。それらしい感じになります。カラフルになりすぎたので、最後に黒クレヨンをもう一度。
それらしい感じになりました!これで迷彩ネットは完成です。
3. 迷彩ネットを車体に巻きつける
ここからはガーゼとは呼びません。迷彩ネットです!さっそく迷彩ネットを車体に巻きつけていきましょう。まずは木工ボンドを出して水で溶きます。
白濁した液体になったら、そこに迷彩ネットをくぐらせて、ビショビショにします。そうしたら車体に巻きつけていきましょう。
シワをつけつつ(濡れているのでシワはつけやすいです)、それらしく車体にかぶせたり巻きつけたりします。念のため巻きつけた上からもボンド水を塗っておくと安心です。
車体全体に盛りつけたら、乾燥するまで待ちましょう。私の場合、浮かれてすぐにケースに入れたのですが、乾燥が遅くなって結局1週間くらいケースに水滴がつき続けました。真冬だったからなのかもしれません。
迷彩ネット完成!
そんなわけで作った迷彩ネットで戦車がこんなにかっこよくなりました。うーん、満足。
いい感じにボロいものをまとった感じになりました。
黒クレヨンで汚したのですが、結構白くなりましたね。。
歴戦感がある仕上がりになりました。
かっこいいです!
自作迷彩ネットのまとめ
そんなわけで迷彩ネットを自作して戦車にかぶせてみました。迷彩ネットも車体色やら環境に依存するでしょうし、もっと葉っぱを乗せたりして面白くできるとは思いますが、今回はここまでといたしましょう。
最近素組みでは物足りなくなってきて、いろいろ車載物を積んでみたくてたまらないのですが、このネットでなんか作れるんじゃないかと画策する今日この頃であります。
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