British Light Armoured Tracked Vehicle - The Universal Carrier (Bren Gun Carrier), Tamiya, 1/35
今回は大変古いタミヤのキットからブレンガンキャリアーを製作します。古いキットを作るのってなんだか胸が高まりますよね!それはその…安いから気軽で、という意味で。高いキットは失敗が許されない感があって、どうにもね。いや楽しいんですけど、こういう気軽に楽しめるキットも大事だと思うんですよね。
今回はそんなブレンガンキャリアーに同じくタミヤのM3グラントで以前使わなかった戦車兵さんを後ろに何となく乗せて、勢いのある感じに仕立ててみました。小さい戦車に3人も突っ込むなんて贅沢であります!
ブレンガンキャリアーの塗装レシピ
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-59 デザートイエロー つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-57 バフ つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-64 レッドブラウン つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 X-10 ガンメタル
- 【転輪塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【スミ入れ】タミヤ スミ入れ塗料 ダークブラウン
- 【チッピング】タミヤ エナメル塗料 XF-63 ジャーマングレイ つや消し
- 【ドライブラシ】タミヤ エナメル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【フィルタリング】ホルベイン 油絵具 バーントシェンナ、イエローオーカー
- 【フィルタリング】肌色のパステル粉
- 【転輪周り】タミヤ ウェザリングマスター Aセット (サンド)
- 【履帯】戦車履帯のお手軽100均ウェザリング
ブレンガンキャリアーの製作
タミヤさんの古いキットです。現在はあまり売られていないらしいですが、プラモショップ等には積んであることもあるようです。新規で購入するなら下記のどちらかが良いと思います。もうちょっといい感じのフィギュアも付いてくるようです。
- タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.249 イギリス陸軍 ブレンガンキャリヤー 強行偵察
- タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.175 イギリス陸軍 ブレンガンキャリヤー ヨーロッパ戦線
作ったばかりなのに危うくポチりそうになりました(汗)
古いキットですが、さすがのタミヤクオリティで、作りやすいです。そして転輪が少ないと幸せな気持ちになりますね。いや決してⅣ号をディスっているわけでは…。
ドライバー1体と前のめりになる人1体が付属しています。前面装甲をつけるとドライバーを入れられなくなるので、ドライバー塗装後に接着することにしています。そのためここでは外れたまま。
後部に座らせているのは以前作ったM3グラントで使わなかったイギリス兵。同じイギリス人なら良かろうということで。後ろの方に何か無いとちょっと寂しいんですよね。。さぁ塗装です!
ブレンガンキャリアーの塗装
やっぱり箱絵がかっこいいので、箱絵的に塗装したいと思います。筆塗りです。
基本塗装
砂漠風、ということでアクリル塗料のデザートイエローにフラットホワイトを混色したものを使いました。7:3 くらいの割合です。
フィギュアの塗装
フィギュアを塗ってしまわないことにはドライバーを乗せて車体を固定できず、ウェザリングがしづらいので先にフィギュアを頑張ります。
エッジ周りを中心に食器用のスポンジにジャーマングレイの塗料をつけて、べたっとつかなくなったところでポンポン当てていきました。雰囲気でできた。
ドライブラシ
ちょっとメリハリをつけたくなってきたので、エナメル塗料のフラットホワイトでドライブラシ。でもあまりしっくりこないなぁ。
油彩で味付け
いまいち納得がいかないので油彩具をつけたりしてみます。バーントアンバーやイエローオーカーを綿棒に少量とってちょんちょんとつけて、縦筋を入れたりしましたが、何だかイマイチなので適当に切り上げました(イマイチだったので写真をとっていないという)
フィルタリング
続いて100均で売っているようなパステルに入っている、肌色パステルを茶漉しで削って粉にしたものをライターオイルで溶いて流しました。乾燥してきたところで先の硬い筆(豚毛の筆を使っています)でカリカリやって整えてみました。
手前に写っているのが肌色パステルです。
いい感じになりました!
リベット等の突起の周辺に回り込んでくれるのがパステル粉を溶いた液体の良いところですね。
最後にウェザリングマスターで足回りをファサファサとやって完成としました。
ブレンガンキャリアーの完成ギャラリー
あんまりフィギュアを塗装しないなりにできるだけ頑張ってみました。小さい車両に3人もぎゅっと詰め込むと、何だか楽しいですね。小さなケースに収まるのもハッピーです。近所で拾ってきた木の棒を乗り越えるような形にして飾っていますが、疾走感があってとてもいい感じです。
せっかく砂漠の戦車なので直射日光の当たる時間に直射日光に当てて撮影してみました。
前かがみになっている人がやる気を出していて良いですね!ただ履帯が細すぎてちょいちょい捻れて転輪から外れるのが難点かも。
横から見たところ。肌色パステルが砂っぽい色に見えたりします。
後ろに乗せた追加のイギリス兵も良い感じ。
真ん中の部分腰を下ろしつつ、後ろ手に縁を抑えている感じで座っています。
縦構図にて。
後ろから。写真を撮ると布がテカってしまってしまった。もうちょっと何とかしたいかも。
こうやってみるとフィギュアも中々良く塗れているかも。次で最後です。
というわけでブレンガンキャリアーでした。
まとめ
本当は前編・後編に分けるつもりだったのですが途中で面倒になってしまい、一気に書き上げてしまいました。長くなってしまってごめんなさい。キットも一気に作ったので、記事も一気に、ということで。
0コメント