今回は以前1度作ったこともある、西ドイツ陸軍の第2世代主力戦車、レオパルド1A4をまた作ります。このイカツイ戦車が定期的に情熱を掻き立てるんですよね。。。同じように作っても面白くないので、今回は泥汚れのウェザリングを失敗上等の精神で試してみることにしました。なかなかいい感じになったのではないかと思います。
製作記はほぼ省略して完成ギャラリーのみですが、おつきあいくださいませ。塗装レシピについては、以前製作した際の記事を参考にしていただければと思います。
西ドイツ戦車レオパルド1A4のウェザリング
キット製作
製作に使用したキットはタミヤの 1/35 キットです。特に追加工作はせずに組み上げました。どうにも工作周りに情熱が持てなくて。。
・タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.112 西ドイツ陸軍 レオパルドA4戦車
基本塗装
以前はオリーブドラブで塗装したのですが、今回は深く考えなかったためか、気がついてらダークグリーンとフラットホワイトの混色で塗装をしていました。割合は6:4くらいですね。
ウェザリングペーストで泥汚れ
2016年に発売されたウェザリングペーストですが、大容量でお得感があるのでよく使っています。ただいつも最後の方にちょろっと使う感じおりました。ただ隠蔽力がかなりあるので、ちょっと油断してべたっと付けると、その前の工程で頑張った細かな何かが全部隠れちゃう、ということがあり、最近ちょっと敬遠していました。
そんな中、海外モデラーの方が作ったレオパルド2の塗装で、サイドスカートが真っ白になるくらいにウェザリングをした1輌を目撃してしまい、衝撃を受けると同時に、真似してみようと思い立ったのであります。とはいえ遺憾なことにレオパルド2のキットがなく、とてもいきなり上手にできる自信もありませんでしたので、無闇に積んでいたレオパルド1A4のキットで実験してみることにしたのであります。
上の「泥2」というのがマッドホワイト。Amazonに登録されている商品名がひどすぎる。。
さてどうしたものか、と考えるわけですが、残念なことに僕は筆塗り派でして、エアブラシを持っていません。吹き付けられないなら筆で塗るしかないわけですが、白っぽい色、というところで僕にはマッドホワイトのウェザリングペーストがあるじゃあないですか。探り探り使ってみることにします。
いつもベタ塗りをして「あっ」と思ってしまうので、今回は薄めて使うことにします。専用うすめ液を使うのが良いのでしょうが、あいにく所持していないので、いつものように100均で売っているライターオイルを使うことにします。
ウェザリングペーストのマッドホワイトを少量取り出し、ライターオイルを注いで撹拌します。いい感じに溶けて灰色の液体が出来上がるので(最初は薄すぎ?くらいにした方が良いと思います)、これをサイドカバーに塗っていきました。ほぼ液体なので、流し込む、といった方が正確かもしれません。
ライターオイルの乾燥が早いので、5分もすれば乾燥します。乾燥したところで濃さを見つつ、繰り返し流し込んでいきました。結局4回ほど流し込んで少しずつ、ビビりながら濃くしていきました。
サイドスカートの白い部分がそんな感じで出来上がったので、追加で泥色の汚れをサイドスカートの下につけておくことにしました。タミヤのウェザリングマスターAセットに入っているマッドの粉を削り取り、少しだけライターオイルに湿らせてから筆で叩きつけるように泥汚れを載せていきました。そんなわけでこんな仕上がりとなりました。
後から振り返ってみれば、この後でつや消しコーティング等をして、再度墨入れをしても良かったな、と思ったりしますが、また機会があればやって見たいと思います。
西ドイツ戦車レオパルド1A4の完成ギャラリー
途中経過が大変おざなりなのですが、まぁ2回目の戦車ですしね…!そんなわけで完成です。
車体前面はこんな感じ。前面周りにもウェザリングペーストを溶かした液体を流していました。
砲塔を回転させてもう1枚。
続いて後部。
戦後のドイツ戦車ってお尻がかっこいい。
車体もいい感じに砂埃を浴びている感じになり、満足の仕上がりであります。
ちょっと斜め上から見たところ。以上、完成ギャラリーでした。
まとめ
ウェザリングペーストは容量も多いし、汎用性も高そうで、今後もお世話になりそうです。作例等を見るともっと色々できる感があるのに、技術的な問題で追いつけていないので、もっとやって見ないといけませんな。
個人的にはあまり泥汚れが好きじゃなくて、履帯もドロドロにしたくない思いの方が強くて、大概ギラギラに仕上げてしまうのですが、ただ汚れているだけじゃない、目を惹かれるような泥汚れにいつか辿り着けたらいいなぁ、と思っています。その割に実験と練習が足りていないですね、、、ぅぅ。
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