British Army Medium Tank : M3 Grant Mk.Ⅰ
今回はM3グラントが安く手に入ったので、早速作ってみることにしました。M3リーではないので、特にガルパンを意識することなく、思うように作ってみました。作るまでは不格好な戦車だと思っていたのですが、作ってみたところで考えが一変!これは相当かっこいい戦車です!
M3グラントの塗装レシピ(ガザラ戦線)
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-59 デザートイエロー つや消し
- 【転輪部分】タミヤ アクリル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【砲身先端】タミヤ アクリル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【スミ入れ】 タミヤ スミ入れ塗料 ダークブラウン
- 【チッピング】タミヤ エナメル塗料 XF-63 ジャーマングレイ つや消し
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【ドライブラシ】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【履帯】タミヤ ウェザリングマスター Aセット ライトサンド
イギリス軍の戦車でアフリカ戦線で活躍した、という事で砂漠仕様風にする事にしました。迷彩をするかどうか悩んだのですが、シンプルにやってみたかったので、単色での塗装としました。それでは、そんなM3グラントの製作工程と塗装について振り返っていこうと思います。
今回の塗装はガザラ戦での塗装、という説明書の記載を参考にしつつ、若干デカールの貼り付けを遊びつつ作成しました。
M3グラントの製作
プラモデルのキットは、タミヤのM3グラントMk.Ⅰです。もう最高レベルに組み立てやすい非常に良いキットです。塗装のために特に気にして作る点はありませんが、車体左右にあって、車体下部に下がっている、スカート部分が履帯を組み込む際にちょっと邪魔で苦労するので、嫌な人はスカートの接着を後回しにした方が良いかもしれません。
というわけで組み立てた状態がこちら。転輪は接着せずに組み立てました。接着してしまうとタイヤを塗るのが大変ですから。履帯はゴムベルト式ですので、最後にガツッとはめてしまえば良いので楽ちんです。さっそく塗装をしていきます。
塗装色はタミヤアクリルのデザートイエローを使用します。キットの成型色がほぼデザートイエローなのですが、まぁそれはそれとして塗装をしていきます。
というわけでデザートイエローで2回、筆塗り塗装をしました。転輪のゴム部分はフラットブラックで塗装。さらに履帯もはめ込みました。履帯は車体のスカート部分が邪魔で噛ませるのに苦労しましたが、自転車のチェーンを噛ませる要領でちょっと噛ませてから転輪を回して巻き込ませることで無事に組み込みが終わりました。
続いてウェザリングをします。アクリルむにむにを行います。最近よくやっているので別ページに切り出そうかと思いつつ、何をするかといえば、アクリル溶剤を筆に取って色が全部落ちない程度に筆でこすります。そうすると、色の濃い部分と薄い分ができて、立体感が出てくるんですね。これをやるだけで、だいぶ雰囲気が変わります。
さらにタミヤのスミ入れ塗料(ダークブラウン)を塗って、リベット周りを残しつつ、エナメル溶剤をつけた綿棒で拭っていきます。というわけでむにむにをやって、拭い切ったところが次の写真です。
だいぶ良い感じになりました。色も一段落ちついて重厚感が出てきました。あとはデカールをガザラでのマーキング例(説明書に載っています)を参考に貼っていきました。で、そこから先は途中経過の写真がないので、以降完成写真ですが、続けます。
さらにいつも通り、質感をあげるべくメタリックグレイで角を中心にドライブラシをしていきます。リベット周りやキューポラ周りがだいぶ良い質感になります。
最後にタミヤのウェザリングマスターのライトサンドを筆に取って、転輪周りと左右のスカート、履帯にこすりつけていきました。
というわけで完成しました!M3グラントMk.Ⅰ です。いやーかっこいい。パッケージを見て頭でっかちであんまり格好良くないなぁなんて思っていた自分に喝!です。だいぶ格好良いです。
後ろから見たところ。なんか真ん中のスコップを塗り忘れた気がする。いや、これは、うん、こういう仕様だということにしよう!そうだ!こういう戦車なんだ!
というわけで、今回の搭乗員はかわいい戦隊からりすこ一等兵にご搭乗いただきました。
しゃきーん。びしっと決まりました。「車体が高いので見晴らしが良いのであります!」
M3グラントMk.Ⅰ、りすこ殿登場バージョン、完成!
というわけで今回はガルパンには全く関係のない戦車を作ったわけですが、すでに戦車というか、何かこういうメカメカしいものを作ることに喜びを覚えているわけで、超楽しいなっと思ったりしました。よーし次も良いもの作るぞー!
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