VK4501 (P)/ Panzerkampfwagen VI Tiger P / Porsche Tiger, Girls und Panzer, Reo-pon, Oarai
ガールズ&パンツァーに登場する大洗の戦車を揃えることを1つのゴールとして歩みを始め、気がつくと寄り道ばかりをしていて、なかなか進まない今日この頃ですが、今回はレオポンさんチームのポルシェティーガーであります。
プラッツのキットをもとに製作し、形状が微妙に違うなぁ…とため息をつきつつ、とはいえ印象としては完全にレオポンさんチームになったのでまぁいっか、ということで製作/塗装が完了しました。
大洗の車両らしからぬ、巨体と長砲身!これはかっこいいぞ!というわけで製作と塗装を振り返ってまいります。
ポルシェティーガー@レオポンさんチームの塗装レシピ
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-63 ジャーマングレイ つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【転輪部分】タミヤ アクリル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-64 レッドブラウン つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 X-10 ガンメタル
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【スミ入れ】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【チッピング】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【ドライブラシ】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【車体下部】タミヤ ウェザリングマスター Aセット
- 【履帯】タミヤ ウェザリングマスター Aセット
ポルシェティーガー@レオポンさんチームの製作
相変わらずと言っては何ですが、製作そのものにはさほど大きなウェイトを置いてみていないので、あまり改造等はせずにぺろっと作りました。今回製作に使ったのはプラッツから販売されているポルシェティーガーの戦車キット「1/35 ガールズ&パンツァー ポルシェティーガー -レオポンさんチームver.-」です。
ちゃんとレオポンさんチームがパッケージに印刷されているキットなので、いかにもレオポンさんチームのポルシェティーガー作れそうですね!
ですがそれは嘘で、まったくそんな風にはなりません。色々と改造をしないとレオポンさんチームにはならないどころか、このキット単体では改造のレベルを遥かに超えた何かをやらないといけなかったりします。詳しくはAmazonのレビューに識者が書いてくれているので、そちらをご覧ください。
ちなみにグレードアップパーツなるものを使えば、かなり再現できるようですが、ランナー1個ぶんの追加パーツがこの値段、というのは呆れるのを通り越してちょっとイラっとします。
ちなみに公式ページに記載のポルシェティーガーさんはこちら。
さて今回は僕らしくもなく、あまり大変じゃない範囲で色々と変更・調整を行ったのですが、とりあえず組み上がった状態がこちらです。
作業中の写真が無いので変更点を覚えている限りあげると、
- 車体前面の突起(エレファントとかに付いているリベット状のもの)を全部削ぎ落とす
- 前面ライトの位置を変更
2つしか思い出せませんでした…。製作時を思い起こすに、アハトゥンクを見ながら「ここも違う」「ここもか」「いやもうここは…いっかぁ…」「くっそー」「ええい」「これで良しとしよう」とブツブツと呟き続け、完成にいたっております。
非常にストレスの溜まるキットでした。まぁ細かいところは他に変なところが多々あるのですが、製作したものを見て「あ、ポルシェティーガーだ」と思えるところまではいけたかな、と思います。
さ、塗装いこう塗装。
だいぶ色むらがありますし、下地が見えてしまっている部分もありますが、厚塗りするよりは薄くても何回か塗った方が良いです。というわけで2層目を同じ色で塗ります。
2層目が乾燥したところで、アクリル溶剤を筆にとってゴシゴシと表面を擦ります。若干の変化はありますが、ジャーマングレイくらい色が暗いとあまり変化はありませんでした。。
やや色の濃淡は出ましたがあまり変わりませんでした。まぁのっぺりとした表面のままよりは面白みがあるので良しとします。
続いてスミ入れをしましたが、今回は濃い墨入れをします。同時にフィルタリングもかねてやってしまいました。タミヤのエナメル塗料、フラットブラックを容器に取り、ライターオイル(100均)で薄め(とはいえだいぶ濃い状態にしておく)、それをざっと車体に塗っていきます。
ライターオイルはすぐに乾くので(数分)綿棒にエナメル溶剤をつけて、拭き取っていきます。今回はやっている途中で面白い表現に出会えたので、ほぼ車体全体に同様のかたちの拭き取りを行ってみました。デカールを貼った後の写真ですが、こんな感じ。
綿棒の片方をエナメル溶剤につけて湿らせたところで車体に塗りつけます。すぐに黒い塗料が溶けるので、大雑把に拭き取りつつ、逆側の乾いた綿棒で上下に擦ります。すると自然に雨だれ風になったり、汚れが残ったりするので、こんな感じの状態になります。これはなかなか。
車体全体の墨入れ部分を拭き取ったところで、細部を塗装しました。スコップとか、銃身とかですね。チッピングは少なめにやります。だいぶ色が暗いので、フラットブラックでのスポンジチッピングとしました。
デカールはキットに付属している発色の良いものがあるので、これを使います。デカールだけは良い(皮肉です)。
最後にタミヤエナメルのメタリックグレイで薄くドライブラシをして車体は完成としました。
履帯・転輪周りはお馴染み(というかワンパターンの)タミヤウェザリングマスターAセットを使ってやります。粉をそのまま転輪・車体にランダムに擦り付けつつ、ライターオイルで溶いたものをハケで車体下部に擦り付けておきました。手軽なのにすぐにそれっぽくなるので重宝しています。
というわけで完成であります!大洗の戦車はあまり汚したくないので控えめにしたつもりですが、うーんどうだろう。記事にするとあっという間のようですなー(トオイメ)。
ポルシェティーガー@レオポンさんチームの完成ギャラリー
もろもろありましたが、ポルシェティーガー完成であります。完全にレオポンさんチーム、とはいきませんでしたが(特に前面の装甲板のあたり)、だいたいそんな感じになったので良かったことにします!
いつもはベランダで撮影をするのですが、今回はコンディションが悪く、あまり良い写真が撮れなかったので、お戦車さんぽで撮影した写真から拝借して完成ギャラリーってことにしました。
立派な車体であります。重すぎて地面にめり込んじゃうのも理解できますね。ポルシェティーガーは結局ティーガーにはなれず、車体下部はほぼそのままに自走砲のエレファントとして実戦に投入されています。今回、エレファントを作ったことがあったので、一層あー、たしかに。と思いながら製作を楽しむことができました。バッググラウンドって大事ですね。
56口径88mm戦車砲です。かっこいいですなー!
砲身がすごく前に出ていて、いかにもバランスを崩しそうな感じですが、実際そうだったらしく、砲身を後ろに回して移動をしたようです。劇場版ガールズ&パンツァーでもセットを突っ切ったポルシェティーガーさんが砲塔を後ろに向けてぶっ放したシーンがありましたね!
横を向いてもかっこいい。
正面から見るポルシェティーガーさんかっこ良すぎる。だいぶこわい。
結局ディテールの写った写真が無いわけですが、これで最後です。
というわけでポルシェティーガーさんでした。大洗の車両が着々と増えて僕はたいへん幸せです。この後ケースに入れて、レオポンさんチームのメンバーをプラ板に貼ってディスプレイにしています。凄まじい存在感でとても満足なのでありました。
なお、大洗の他の車両は下記の記事にまとめています。
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