British Main Battle Tank Challenger'1
今回は Revall というメーカーの 1/72 チャレンジャーⅠ を組み立てて塗装してみました。迷彩塗装はアイシャドウチップで描きました。デカールを貼るのをど忘れしていて、最後にデカールを貼ると失敗する、という重大な学びを得ました。。。
チャレンジャー1の塗装レシピ
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-65 フィールドグレイ つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【転輪部分】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 X-10 ガンメタル
- 【砲身先端】100均パステルのブラック
- 【スミ入れ】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【フィルタリング】ホルベイン 油絵具
- 【履帯】タミヤ アクリル塗料 XF-84 ダークアイアン つや消し
- 【履帯】タミヤ ウェザリングマスター Aセット
1/72 だけあって1/35に比べると製作はあっという間に終わります。晩御飯を食べてニュースを見ながら作ってその日のうちに基本塗装まで出来ちゃう感じです。まぁ細かいことを気にしないでオラオラで作ってしまった、というのはありますが…。
もともとブログに載せる予定をしていなかったので、完成時点の写真はありません。。
※ 案外仕上がってみたらイケてたので載せることにしました
チャレンジャー1の塗装
基本塗装
箱絵はダークイエローですが、調べてみるとグリーンとダークグリーンの迷彩塗装のものもあるようなので、これを何となくやってみることにします。どの色を使おうかと考えつつ、あまり使っていない塗料を消化する感じで作ろう、というたいへん大雑把な発想にいたりました。
そういえば三式中戦車を作ったときに使ったフィールドグレイが以来まったく使っていないので、これにします。迷彩はBT-42を作った時に使ったアイシャドウチップ迷彩を、もうちょっと色の違いをしっかりつけたものを実験してみたかった事を思い出しました。
というわけでフィールドグレイで基本塗装を終えて、アイシャドウチップでダークグリーンの迷彩を描いた状態がこちら。案外かっこいい。
迷彩塗装
ダークグリーンの色は100均パステルのライトグリーンとブラックを茶こしで削って適当に混ぜ合わせました。あっというまに色が準備できます。
これをアイシャドウチップのモコモコした(硬い)方にとって、ゴシゴシ車体に擦り付けます(下の写真の右側)。あんまり強く擦っていくと車体のパーツが吹っ飛んだりするので、その辺は気を使ってやってください。僕はまぁ大雑把な人間なのでちょいちょい吹っ飛びます。吹っ飛んだら付け直すか諦めれば良いです。
ちなみにアイシャドウチップは100均に売っていますが、男性諸氏は強いこころでメイク品コーナーを物色しましょう。僕は先日2回目の購入をしましたが、販売位置を完全に把握しているので、一瞬でタッチダウンを決めました。慣れたものであります。
ちなみにアクリル塗料で真面目に迷彩を描くとやはり結構な手間で、境界線がくっきり出るので気も使いますし、1度塗りだと薄いので2度塗りしないといけなかったりして、このサイズでもおそらく1時間以上はかかると思います。また迷彩を描くのはだいぶ集中力も使いますので、だいぶ疲れます。
一方アイシャドウチップ迷彩は劇的に楽で、パステルを削ってから迷彩を入れ終わるまで10分ほどでやれてしまいます。こんなにお手軽で良いのだろうか。
さて、迷彩が描けたら一応つや消しトップコートで保護しておきます。この後スミ入れだのフィルタリングだのを行っていきますので。
スミ入れ + フィルタリング
エナメルのフラットブラックを全体にびしゃーっと塗りまして、エナメル溶剤をつけた綿棒で拭き取ります。拭き取ったのがこちら。
ちゃんと迷彩は残っています。よかったよかった。
油彩でウェザリング
油彩に入るとどうも写真を撮り忘れるので以降完成写真にて。まずはホルベイン油彩具のクリムゾンレイクとバーントアンバーを少量とってオイルライターで溶いたものをフチ周りに適当に流しました。下の写真の黒ずんでいるところですね。
乾いたところで境界線が残ってしまうので、綿棒でぼかします。油彩は乾くのが遅いので、余裕をもってぼかせるので良いですね。
続いてサイドスカートを中心にバーントアンバーをちょんちょんと付けては上から下へ、色を広げていく感覚でぼかします。またパーマネントホワイトでハイライトも入れました。こちらはエッジ周りや突起物を中心に色を乗せて広げていきます。サイドスカートも汚れているだけでは面白くないので、ホワイトをところどころ入れてメリハリを付けたりしています。
パステルによる仕上げ
タミヤのウェザリングマスターのマッドやらライトサンドやらをランダムに擦り付けたりしてそれっぽくしました。
デカール貼り
パステルも加えてこれで完成!と思ったところで、デカールを張っていなかったことを思い出しました。まぁ何とかなるだろうと思って張ってみたら、大失敗で。。上の写真のようにデカールの周りが白く浮く感じになってしまいました。もっと前に貼らなきゃ。。。
やっちゃったとは思いつつ、まぁこれはこれで味があるので完成としました。
チャレンジャー1の完成ギャラリー
そんなわけで無事に完成です。油彩によるウェザリングをけっこう激しくやってしまったため、パステル迷彩のあとがあんまりわからない感じになってしまいました。。まぁでも均一ではない色の変化が面白い良い戦車となったと思います。
横から。ああ。デカール浮いちょる。
後ろから。
上からみた Challenger 1くん。
だいぶかっこいいです。砲身の長さと砲塔のかたちがかなりツボです。1/35で作りたい。
最後に正面からみたところ。
Challenger1 製作・塗装のまとめ
今回は 1/72 という事もあって短期間で製作から塗装までを終えることができました。確かに 1/35 に比べればだいぶ小さいですが、これはこれで味わいがあって良いものです。
でもやっぱり 1/35 で作りたいですなー。
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