German Light Tank, The Panzer Ⅱ (Panzerkampfwagen II) Type.C, Tamiya, 1/35
今回はタミヤのⅡ号戦車A-C型(フランス戦線)のキットでサビっぽく塗装する練習をしてみようと思います。何事も実験が大切、ということで、南無南無。。色々やって見た結果としては何とかギリギリ見られるようにはなったかな、と。。。
戦車長も塗りましたが、上手く塗れていません。。
Ⅱ号戦車C型サビ塗装のレシピ
- 筆塗り
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-63 ジャーマングレイ つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-64 レッドブラウン つや消し
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【砲身先端】100均パステルのブラック
- 【スミ入れ】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【履帯】タミヤ エナメル塗料 XF-84 ダークアイアン
- 【ドライブラシ】タミヤ エナメル塗料 XF-66 ライトグレイ つや消し
- 【サビ塗装】100均のオイルクレヨン、パステル
- 【サビ塗装】タミヤ アクリル塗料 X-26 クリアーオレンジ
- 【サビ塗装】ミリタリーピグメント ラストオレンジ
- 【サビ塗装】ミリタリーピグメント ラストブラウン
Ⅱ号戦車C型の製作
製作に使うのはタミヤさんから出ている タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.292 ドイツ陸軍 II号戦車 A~C型 フランス戦線 です。
タミヤさんのキットですが、発売が2000年以降というのもあって、かなり細かく作り込まれています。以前作ったⅡ号戦車@西住家仕様と比べるとパーツも多いですし、ディテールも細やかです。Ⅱ号戦車だしちょいちょいで作れるよね!と思っていたのは大間違いで、作りがいのあるキットでした。
というわけで無事に立ち上がりました。さー塗装だ塗装ー。
Ⅱ号戦車C型のサビ塗装
今回はもやっとしたイメージのあるサビ塗装を実際にやってみよう、という事で始めていますので、そのまま作りたいという思いを断ち切って錆びさせてみます。以前作ったⅡ号くんはダークイエローで塗装したので、今回はかっこいい箱絵を見習ってジャーマングレイ系で塗装します。
基本塗装
基本的にジャーマングレイの戦車はダークグレイにさらにホワイトを加えて塗るのが最近のマイブームなのですが、今回はドライブラシをきつめにかけて錆びさせるつもりなので、ドライブラシ映えがする暗めの色、すなわちジャーマングレイにフラットホワイトを少量加えた色で塗装をすることにします。
成型色がちゃんとジャーマングレイだからあんまり変わった感がありません。。
ムニつき + 歯ブラシで表面荒らし
せっかくキツめのドライブラシをするのだから、ということで塗装面が荒れるように歯ブラシを使うことにします。いつものようにアクリル溶剤でムニついたら、まだ表面がゆるいうちに歯ブラシで叩きます。これである程度均一にならずに凹凸のある状態にしようという魂胆でして。
うーむ、良くわかりませんね!
デカールを貼る
転輪をエナメル塗料のフラットブラックで塗装してデカールを貼りました。トップコートを吹いて乾燥したら細部も塗装します。
デカールを貼ると気持ちが昂ぶりますね!
ドライブラシ
最近殊更にご執心なドライブラシタイムであります!エナメル塗料のライトグレイでエッジ、さらに凹凸が入った表面をざっざっと撫でていきます。ドライブラシの詳しい話は下記にて。
かっこよくなりました!ドライブラシ好きだなー。
サビ塗装その1
ここでヤメにして他のきつくない色を入れたりして終わらせれば、いやいや電撃作戦だねぇ!という気持ちの戦車に仕上がるとは思うのですが、この戦車にサビを入れる違和感を無視してサビを入れます。サビを入れるくせに戦車長はそのまま乗せてしまおうと企んだりもしていて、何でもありであります。
まずは様子見、ということでお手軽履帯ウェザリングと同様に、100均のオイルクレヨン(茶)を削ったものをつけてみます。
うっすらと赤茶が入りました。これくらいならまだ電撃作戦感があります。
サビ塗装その2(思いっきりやって見たい気持ちになる)
物足りない、というかこれではまだ何の学びもないので、アクリル塗料のクリアオレンジを塗りたくったり(本当はエナメルが良かったんだけど無かったから・・・)、100均のオレンジ系パステルを削ってライターオイルで流し込んで見ます。
こんなのとか。
こんなのを削ったりして戦車にオラオラした結果、
うううん。。。これは参った。。。気休めに黄色系の粉もかけて見ます。改善するでしょうか。
いけませんな。。。
サビ塗装その3(失敗を何とか取り繕う)
このままではいけないので、砲塔で微調整の練習をしました。
もう一度ドライブラシをかけて、さらに黒のパステルを綿棒にこすりつけたもので暗部を強調しました。うん、なかなか落ち着きましたね。
全身にやったところ。ちょっと黒を多めに乗せすぎたかも。。。砲塔の感じで全体を統一すれば良かった。最後に転輪周りに明るい色のピグメントを足回りにくっつけてフィギュアを塗装して乗せたところで完成であります!
Ⅱ号戦車C型の完成ギャラリー
いくつかサビ塗装の思いついたやり方をやって見たのですが、あんまりでした。今度は先輩諸氏のやっていることを素直に真似して見たいと思います。とりあえずやって見たかったんですよね。。
進撃感のある車体とフィギュアです。
エッチングパーツはメタルプライマーの量が少なかったのか残ん艶な事態に。。。
諦めて戦車長殿には降りていただきました。
でもまぁ室内光で見るとキツすぎ感はありますが、自然光だとそうでもないですね。ギリギリセーフかしら。
後ろの方はこんな感じ。良く見て見ると結構面白い感じになっていたりもしました。
まぁこれはこれで面白かったから良し、ということで!
以上であります!
Ⅱ号戦車 サビ塗装実験のまとめ
そんなわけでクレヨンやら100均パステルやら、ミリタリーピグメントやらを使って色々とやってみましたが、しっちゃかめっちゃっかになった挙句、良くわからないけれど、結構見所のある戦車になりました。
サビは難しいなーと思いつつ、少しずつ色々な方の手法を真似して自分なりの方法論を見つけていきたいと思います。
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