74式戦車で行った冬季迷彩に雪を乗せてさらに冬っぽくする、ウェザリングTipsをご紹介します。冬季迷彩は戦車を作っていく中でいつかは通る修行の道。いつも燻んだ色で塗っている戦車に突然白を塗れというのは、それはそれは恐ろしいものでございますな。
そんな冬季迷彩 をごまかす に一味加える、雪を作っていかにもな冬季迷彩にしようではありませんか!失敗しても雪を盛ればなんとかなる!(つよいきもち)
この手法で製作した74式戦車の冬季バージョンの記事はこちら。
ジオラマでも使える!簡単雪づくり
戦車に乗せたりジララマにしたりと大活躍の雪の作り方です。見た目ほど難しくない、とても簡単にできるウェザリングです。そして材料費もお安いです。
重曹で雪を作る
重曹と木工ボンドを材料に雪を作ります。
というわけでこちらが材料です(あと水)。重曹は普通のスーパーなんかにも売っています。うちの近所のダイエーさんでは小麦粉系が置いてあるあたりにありました。小さいパックでしたので200円もしない安い子です。木工ボンドは100円均一で買ってきたもの。
使用する道具
- 空きカップ
- 筆
一度重曹とボンドを混ぜないといけないので、何か空きカップを用意します。お菓子等のプラケースで十分です。また混ぜて車体に盛るのに筆を使います。コーヒー店においてあるコーヒーマドラー(コーヒーを混ぜるやつで先端がスプーン状のもの)でも良いでしょう。
雪を使ったウェザリング方法
重曹とボンドを空きカップに出します。最終的にはかなりの量の重曹を使うのですが、ひとまず様子見でこれくらい。左が重曹で右がボンド。
ここに水を加えて混ぜます。下の写真のような感じ。
水の量としては感触的にはかき氷の下の方の感じ、と言いますか、筆にとった重曹を落とすとボテッと塊で落ちるくらいの具合にしました。
それを車体にオラオラで盛っていきます。どのくらい盛るかは好みというか性格によると思いますが、僕はもうオラオラであります。
こんな感じになりました。盛ったばかりなのでまだそんなに白くはないですが、乾燥するとだいぶ色が白くなるので、やりすぎにはご用心。
乾燥するとこんな感じになります。
履帯にも詰め込んでいきましょう。良い感じに雪の中を走ってきた感じになります。
これだけです。かんたんですね!
雪ウェザリングのまとめ
重曹とボンドを使った雪ウェザリングの方法をご紹介しました。冬季迷彩で失敗して「もーだめだぁぁ」となった時は雪を盛りましょう。いい感じに誤魔化せます。ごまかすのが目的でなくても、雪をもった戦車はいつもとちょっと違う、特別感のある戦車になります。
ぜひ一度お試しくだされ。
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