[戦車塗装] 陸自の74式戦車を冬季迷彩で作る(前編)

Japanese Ground Self Defense Force (J.G.S.D.F.) Main Battle Tank - The Type 74, Winter Version, Tamiya, 1/35

以前も書きましたが、僕は74式戦車が好きです。今回はそんな74式戦車を冬季迷彩で仕上げてみました。実際のところは冬季迷彩にするところまでやってみたものの、結構いまいち感のある仕上がりで、進退極まり、雪をどっさり積んで、こんな感じに着地いたしました。

いやぁ、かっこいいですな!雪を乗せてよかった。ちなみに雪は重曹と木工ボンドで作ったものを積んでいるので結構しっかりと車体に食いついています。やり方は後述します。

フィギュアも乗せていますが、パーティングライン処理が適当すぎて今さらながら気になります。。最近はちゃんと処理するようにしているのですが、この頃はまだフィギュア塗り始めで。。




74式戦車冬季迷彩の製作

製作はいつも通り説明書の通りで、特に追加工作はしていません。冬季仕様の74式キットを使いました。2000円前後で購入できる素敵なキットであります。ちなみに前面につけるスキー板は後でつけようと思って外したまま忘れ続けて、最近気づいて orz したりしました。くう。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.168 陸上自衛隊 74式戦車 冬期装備 



74式戦車冬季迷彩の塗装

2色迷彩までは以前作った74式戦車くんと同じなので割愛します。

冬季迷彩をする

それでは2色(ダークグリーン陸上自衛隊の茶色)で迷彩が終わったところからスタートであります。

この時点ではまったく冬季感がないので、パッケージのイラストを参考にしつつ、3色目を入れていきます。

アクリル塗料のフラットホワイトに、スカイグレイをちょっとずつ混ぜながら、薄い灰色になるようにしてこれを上から塗装します。もちろん筆塗りでフリーハンドであります。失敗したら、思い切ってもっと広いエリアを塗りつぶしたりすればOKなのであります!

こんな感じの色味にしました。白にしか見えないですが、灰色です。

それを塗りました。あ・・・あれ。。失敗な感じかも。。。OKじゃないかも。。

ちょっと色が明るすぎたようなので、もう少しグレーを足して色を落としたところで、再度迷彩に沿って塗りました。

ちょっと落ち着きましたが、これで冬季迷彩できたぜ!という感じでもないですね。うーん。


ドライブラシ

とりあえず白っぽさが足りないような気がしたので、エナメル塗料のフラットホワイトで全体にきつめのドライブラシをかけてみることにしました。

白くなったんですが…これじゃない感が…。こうなったら雪を積もらせることにしましょう。


重曹と木工ボンドで雪を作る

重曹と木工ボンドを使って雪を作ってみようと思います。実は以前 T34/76に雪をどっさり乗せて死ぬほど楽しかったので、またやってみたいと思っていたのです!重曹も余ってましたし。

というわけでこちらが材料です(あと水)。重曹は普通のスーパーなんかにも売っています。うちの近所のダイエーさんでは小麦粉系が置いてあるあたりにありました。小さいパックでしたので200円もしない安い子です。木工ボンドは100円均一で買ってきたもの。

これをなんぞの空きカップに出します。最終的にはかなりの量の重曹を使うのですが、ひとまず様子見でこれくらい。左が重曹で右がボンド。

水で木工ボンドを溶いて、それで重曹を濡らします。感触的にはかき氷の下の方の感じ、と言いますか、筆にとった重曹を落とすとボテッと塊で落ちるくらいの具合にしました。

それを車体にオラオラで盛っていきます。どのくらい盛るかは好みというか性格によると思いますが、僕はもうオラオラであります。

こんな感じになりました。盛ったばかりなのでまだそんなに白くはないですが、乾燥するとだいぶ色が白くなるので、やりすぎにはご用心。

逆側から見たところ。これくらい盛ると完成写真のようになります。

側面上部。溝的なところに積んでみたりしました。楽しい。

側面。雪まみれであります。履帯にも雪をべちゃべちゃつけました。

砲塔。うっすら士魂が見えるくらいで雪まみれ。


アンテナ装着

最後に0.5mm真鍮線でアンテナをつけて完成であります!

では後編にて完成ギャラリーであります。東京で雪が積もったらこやつを連れてお散歩に繰り出そうと待ち構えていたのですが、結局2016-2017年の冬はほぼ積もりませんでした。雪かきしなくて良いのは楽でしたが、雪のお戦車さんぽに行けなかったのが残念。