Soviet Heavy Self-Propelled Gun - JSU/ISU-152, Dragon, 1/35
前編に続きまして後編は最後の仕上げと完成ギャラリーをご紹介します。
若干夕日を浴びるJSU-152くん。夕日に映えます。
キットにはフィギュアがついていなかったので、タミヤのT34系から拝借した戦車兵も乗せています。
JSU-152のサビ塗装
ドライブラシ
サビ塗装の前にここいらで一旦ドライブラシをします。エナメル塗料のフラットホワイトでエッジ周りと表面の突起に強めのドライブラシを入れました。写真を撮っていなかったので完成写真にて。
ちょっとインパクトありすぎるかな。。。とにかくドライブラシでザラついた表面にハイライトを入れました。キットにもともとついているザラザラとワイヤーブラシによるザラザラがあるのでドライブラシが死ぬほど楽しいです(楽しすぎると写真を撮らなくなる)。
ピグメントでサビ色を入れる
お気に入りのミリタリーピグメント超級ラストオレンジを投入します。このピグメントは少量でかなり強烈な色が入るので少しずつ使います。もともと量は少ないのですが、この量でもそうそう使い切らないのではないかと思います。
その、楽しすぎて、写真はないので完成写真ですが。。。
予備履帯は錆びさせるのにちょうど良いです。サビ塗装をした後にこのラストオレンジを少量乗せるとこんな感じになります。筆で少量乗せて適当に広げる感じです。
予備履帯だけで飽き足らず車体にもやってみました。楽しすぎて止まりません。
後ろ側。楽しすぎました。
履帯の調整
最近履帯をギラギラ(というほどではないがしっかり鉄らしさを出す)感じで仕上げるのがマイブームなので、シルバーで履帯をドライブラシしておきました。
フィギュアを乗せる
ここ最近ちゃんとフィギュアを乗せるようになりました。一度乗せるようになるともう乗せないなんて信じられないね!という気持ちになるから不思議です。去年まではどスルーしていたのに。
ただだいぶクオリティに問題があるのでうっすらと紹介。。。繊細な作業な人間には厳しい世界です。。。
これまで作って来たキットでどスルーしたソ連系の戦車兵のお二人。捨てずにとっておいて良かった。適当に座らせて腕の角度を整えました。持ち手は普通の爪楊枝で0.5mmピンバイスで穴を開けてあります。
アクリル塗料でチマチマ塗った後、ダークブラウンで墨入れし、つや消しトップコートを吹きました。エナメル塗料で細部を塗分けつつハイライトをドライブラシ。難しいです。。
ちなみにこの戦車が完成したのは2ヶ月ほど前ですが、最近フィギュアの数をこなしてレベルアップする計画を実行しており、徐々にいい感じになって来た気がします。まぁ小さい子なのでケースに入れて眺めるぶんにはこのレベルでも十分なんですけど。。
というわけで完成です!
JSU-152の完成ギャラリー
無事にソビエトの戦車兵2名を乗せて完成いたしました。JSU/ISU-152であります。予備履帯をありったけ積み増して、いかつい感じに仕立ててみました。
やっぱりフィギュアを乗せると大きさがわかりやすくて良いですねぇ。
横から見るとこんな感じ車体と砲身を合わせるとかなりの大きさです。
デカールは付属のものを適当に使いました。ハートに矢が刺さっている絵柄が気に入っています。ズキュンであります。
キットにそもそもついていた梨地もすごく良かったですが、追加で流し込み溶剤であらしたのも良かったのではないかと。表面のいかつさが良いです。
色々塗料やらクレヨンやらパステルやらを重ねた結果、こんな感じになりました。楽しい。
後ろから。うっらーとか言っちゃうんでしょうか。
履帯のたるませ方が極端なのと真ん中あたりがうまく行っていないのが返す返すも後悔。今更手直しできるのかな、、、直してみようかな。
こっち側の履帯も極端ですが許容範囲かなぁ。
全体的に赤茶っぽくなりましたが、気に入っています。
そして最後はこの画像。お気に入り。こんなのが出て来たらだいぶ怖いですなぁ。。
JSU/ISU-152のまとめ
以前微妙な感じで着地したⅡ号戦車に続くサビ塗装第2段でした。今回はだいぶ成長した感がある仕上がりになって満足しています。ただ相変わらずやり過ぎてしまうところがあるので、この辺は徐々にいい感じになっていけばいいなぁ、と思いつつ今回も新たな学びのある良い一輌になりました。
製作についてはDragonのキットは作るのが大変、というイメージがあったのですが、このキットはそんなに大変なこともなく、すんなりと組み上げることができたのも良かったです。大きいので作っていても楽しいですしね!
同じ戦車の別キットがまだ手元にあるので、今度は冬季迷彩にしてみようかなぁ、なんて思う今日この頃です。それでは!
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