タミヤの九七式中戦車(新砲塔チハ)で南方戦線801号車を作る

実は都度ブログにあげてはいないのですが、九七式中戦車(新・旧問わず)を何度も作っています。いつも何か納得がいかず、モヤモヤしたままここに至るわけですが、久々に完成写真を載せておこうと思います。

Google画像検索をひたすら眺めまして、今回は南方戦線でオーストラリア軍に鹵獲された、801号車としてデカール等を貼りました。タミヤさんのキットにはちゃんと801も日本国旗のデカールもあって痒いところに手が届く感じが素晴らしいですな。

今回はほぼ完成ギャラリーのみとし、経過写真はなしとします。


九七式中戦車(新砲塔チハ)の製作

製作に使ったのはタミヤの 1/35 キットです。履帯も付属のものを使用しました。ただそのままでは履帯のたるみがまったく表現できないので、車体にピンバイス(小型のドリル)で穴をあけ、0.5mmの真鍮線を合計8本通しています。

左右にそれぞれ穴を開けて、そこに真鍮線を通す感じですね。真鍮線を入れている位置としては、起動輪の直後や、誘導輪の前後に入れてあり、細かく入れることで履帯の重みで垂れ下がっている感を出すようにしています。

車体の上面と下部を接着してしまうと真鍮線を通すのが非常に難しくなる(僕にはできません)ので、接着前に通しておくのがオススメです。また履帯は先にウェザリングをしておくとその後の工程がシンプルになって良いと思います。今回の履帯は「戦車履帯のお手軽100均ウェザリング」で少し赤を強めに処理しています。



九七式中戦車(新砲塔チハ)の塗装

エアブラシ使ってみたいなーでも騒音とか色々準備がなーという思いが脳内を駆け巡る中、今回も筆塗りでございます。塗料はMr.カラーから出ている日本陸軍戦車後期迷彩色カラーセットを使っています。枯草色をベースに全体を塗装した後、土地色、草色でそれぞれ迷彩柄をフリーハンドで描きました。イエローのラインはタミヤアクリルのフラットイエロー

その後アレヤコレヤと手を替え品を替えウェザリングを施して完成と相成りました。


九七式中戦車(新砲塔チハ)の完成ギャラリー

だいぶ駆け足のペースではありますが、完成ギャラリーの紹介です。801号であります。

やっぱり履帯がたるんでいるとそれっぽさがあって良いですね。真鍮線を刺しまくったかいもあったというものです。

前方から。立派であります。

正面から。日本国旗が胸にグッときます。

後ろから。

最後に今回の決めポーズはこちら!んーーいいなぁ。

というわけで今回はサクッと完成写真ばかりで紹介しました。そんな中、そろそろそこらで写真を撮るのはいかがなものか、という思いがふつふつと湧き上がり始めており、フォトブース的なものを設置しようかと検討する今日この頃であります(今後日照時間も短くなるし、外で撮るには寒すぎる季節に入りますし。。)