タミヤ 1/35 シュビムワーゲン166型を油彩具で塗装する

春めいてきた中皆さまいかがお過ごしでしょうか。電動自転車で30分ほど通勤をしているのですが、自転車ですと気候の移り変わりに敏感になります。コートが薄くなり、マフラーがいらなくなり、手袋がいらなくなり、油断した頃にとてつもなく寒い夜がやってきてブルブルしながらお家に帰るのであります。

今回はタミヤの 1/35 シュビムワーゲンを製作・塗装しました。最近お気に入りの油彩具でハイライトを超強力に入れた塗装を車両にもやってみようかなっという試みです。

試みなのでほとんど塗装経過の写真もないので、今回は完成写真のみ掲載とします。


シュビムワーゲンの製作・塗装

シュビムワーゲンはドイツの水陸両用車です。車体前面の形状が船っぽいですな。車体の後部にはスクリューも積んでいます。動いているところを見てみたい・・・。

製作に使ったのはタミヤのキットです。お手頃なサイズのキットでいかにも組みやすそうです。そして実際に組みやすいです。ドライバーのフィギュアもついてくるので1輌で十分に良い感じです。

さて塗装です。アクリル塗料のダークイエローとフラットホワイトの混色を作って全体に塗装。細部を地道に塗り分けたりします。説明書に色指定が細かく書いてあるので便利。肌色クレヨン液やサンドイエロー系のピグメントを車体に適当に流し込んでおきました。

窓にも同様に肌色クレヨン液(ライターオイルで溶いたもの)を流し込んでおいてから、豚毛の先端がバラけた筆にエナメル溶剤をつけて上下に溶かしながら落としました。土汚れが縦についた感じなりました。綿棒に溶剤をつけて半円状に拭き取ればワイパーでやった感じなったかも。

ハイライトは強く入れたかったので、ほぼ白に近いイエローを油彩具で作って車体に筆でポンポンと押すようにして当てて、乾いた筆で整えました。

全体的にハイライトを入れても面白くないので、変化をつけるべき、縦筋になるように(そんな状態の車両があるのかは知らないけれど)ハイライト色を入れました。なんだか良い感じがするので良いことにしました。いずれリアリティを追求したいような気はしつつ、当面は色々なやり方を試してみたいところです。

工程はサクッと流しましたが、地味に色々と調整をしたので結構時間はかかりました。。そんなわけで完成であります!


シュビムワーゲン (Schwimmwagen) の完成ギャラリー

フィギュアも乗せて1/35スケールのシュビムワーゲンが完成であります。車体後部のスクリューは上下に稼働します。

かなり激しくハイライトを入れたつもりだったのですが、実際に完成してみるとそんなに違和感がないという。

後ろから。お尻の具合が気に入っています。

もうちょっと上から。スクリューを降ろしてみました。多分このスクリューがゔぃーんと回って水上をぎゅんぎゅん進んでしまうに違いありません。かっこいいぞ!

寄ってみました。ドライバーのおじさんはちょっとハイライト入れをやりすぎた気がします。。

油彩具で仕上がた時のこのしっとりとした風合いが好き。そんなわけで完成ギャラリーでした。


まとめ

今回は実験的な意味も込めてハイライトをかなり強めに意識した塗装をしました。まだ自分の中で、暗めに塗ってハイライトをしっかり入れた方がいい感じなのか、明るめに塗ってかなり白に近いハイライトを入れた方が良いのかいまいち良く分かっていません。ただ、イエロー系ではどうも明るめの下地から始めた方が好みの風合いになるような気がします。

まぁ色々塗ってみるしか無いのかもですね。最近車両系もちょいちょい作るようになったのですが、転輪のパーティングライン処理を頑張らなくても良いのが幸せです。一方で車体の裏側がちょいちょい折れたりするのが悩ましいところ。

まぁ乱暴に扱わないで丁寧に塗れ、という事なんでしょうが、筆塗りだといかんせん車体をグリグリひっくり返したりして塗るので気がつくとパーツ破損しちゃうんですよねぇ。持ち手をちゃんとつけるように考えないとダメかなぁ。。