燃える男の61式戦車のお時間がやってまいりました。戦後の日本戦車の中で私が好きな 1位の10式に続き、2番目がこの61式戦車くんであります。さてそんな61式くんですが、好きな戦車なのでちょっとでもお安めに売っていたりすると、つい買ってしまいます。そこで今回は、特になんの理由も説明もなく、唐突にサイドスカートをつけてみました。
わーいかっこいいぜー。
左右ともにガッツリつけずに「それつけとく意味あるの?」くらいのバランスでつけるのがオシャレです。お洒落に意味も理由もいらんのです。
どういう構造で付いているかといえばそれは少しのリベットと気合いです。野暮なこた聞いてくれますな。
61式戦車の製作
キットはタミヤです。古いキットですが、エンジン排気管のカバーが一体成型なことくらいしか不満はありません。合わせ目は頑張って消すしかないです。
追加工作で遊ぶサイドスカートですが、その辺にあったプラスチックの板を適当に4枚切り出しました。そこにちょっと細長いプラスチックの板を接着し、伸ばしランナーを4箇所接着しては切断しを繰り返してリベットらしき何かを追加しました。
すごい。細長いやつグダグダだった。
すごい。反対側は不透明なプラ板を使っている。なんで左右で違うものを使ったのか分からない。何を考えていた当時の私。当時の日記を読み返してみたら、生まれたばかりの息子氏が深夜ちょいちょい泣いては寝、泣いては寝を繰り返していたらしく、2時間くらいしか寝ていなかったらしい。なるほどそういう状況か。
こんな感じでちょっとアレンジを加えただけで何だか楽しい気持ち。だが追い詰まっていたのか覚えていない。
61式戦車の塗装
いつも通りではありますが筆塗りです。基本塗装はタミヤアクリルのフィールドグレイ+フラットグリーン+フラットホワイトの混色で、割合は適当です。精製水を何滴か加えてサラサラにしてから薄く塗り重ねます。2度または3度塗り。
迷彩色は基本塗装の上から普通に筆で塗ります。塗膜が厚くなるので本当は嫌なのですが、エアブラシでもないと中々難しいですね。気にしなければ大丈夫なので普通に上から塗ります。迷彩柄を何度も塗ると境界面が微妙な感じになるので、あまり薄めずに迷彩柄を塗ります。迷彩色はタミヤアクリルの陸上自衛隊(茶色)にフラットホワイトを20%ほど混ぜたものです。
エナメル塗料のフラットブラックで墨入れをして余計なところを拭き取り、油彩具でハイライトを入れたりして完成させました。
しれっと「油彩具でハイライトを入れて」と書いていますが、地味に数時間かかっています。楽しいからかあっという間に時間が経ってしまい、気づくとam3:00ごろになっていたりしてウゲッとなりますな。だいたい1日では終わらないので、複数日かけてちょっとずつ見栄えを良くしていきます。
61式戦車 + サイドスカートの完成ギャラリー
陸上自衛隊、61式戦車くんです。
アンテナは0.3mm真鍮線。
結構車高が高い。
この丸みを帯びたスタイルが最高なのであります。
フィギュアはキット付属のもの。
首のオレンジスカーフがお洒落です。
フィギュアの体をここまで車体から出すのが正しいのか良く分からないのですが、隠れると勿体無いので出す。
横から。サイドスカートの矢印っぽいのは90式戦車のあまりデカールから拝借。
バックショット。61式戦車のこのバックショット大好き。
別角度のもの。うーん、かっこいい。
油彩具でハイライトを入れているのでしっとりした柔らかい雰囲気になります。
砲塔を旋回させても可愛い。
振り返り
そんなわけで61式戦車くんでした。今回はサイドスカートをつけて遊んでみたのですが、完成したものを見てみるとあんまり違和感ないですね。むしろかっこいい。
満足してしまったにも関わらず、先日また61式戦車のキットを買ってきてしまったので、今度はどんな改造をして作ろうかなぁと考える今日この頃。
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