Italian Medium Tank Carro Armato M13/40
ドゥーチェ!ドゥー…違うか。 前回のセモベンテに続きイタリア戦車です。今回はとにかく明るめの色合いで仕上げることを目標に製作しました。ちなみに時系列的にはこのカーロ・アルマートの製作が先で、次がセモベンテだったりします。記事の順番はノリと勢いなので、まぁ適当だったりするわけであります。
ガールズ&パンツァーの劇中には登場しない戦車なので、無理やりアンツィオ高校仕様にはせず、失敗覚悟でもろもろ試行をしてみます。結果、案外良い感じに仕上がりました。あー、よかった。
カーロ・アルマート M13/40 の塗装レシピ
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-59 デザートイエロー つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【転輪部分】タミヤ アクリル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 X-10 ガンメタル
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【スミ入れ】タミヤ スミ入れ塗料 ダークブラウン
- 【チッピング】Mr.カラー 日本陸軍戦車色後期迷彩色カラーセット 土地色 つや消し
- 【フィルタリング】100均パステルの黄土色、赤茶色、白
- 【フィルタリング】タミヤ エナメル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【ドライブラシ】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【履帯】タミヤ ウェザリングマスター Aセット サンド
カーロ・アルマート M13/40 の製作
今回もタミヤのプラモデルキットを使用しました。これも実に組みやすいキットで、説明書通りに作っていけば、良い感じに完成します。特にこだわりも無かったので相も変わらず素組みでございます。
そこにアクリル溶剤を筆に取って塗りつけつつ、ぐりぐりと力を入れて筆を動かします。すぐに色が濃くなりつつ、濃いところとこれまで通りのところが出てくるので、均一にならないように気をつけながら擦っていきます。やりすぎると基本塗装が剥がれてキットの成型色が出てくるので、ガシガシやることを前提にしている時は、下地にラッカーのグレーを塗っておいたりします。
というわけでぐしぐしとやったところ。色が大分濃くなりつつ、色むらも出来て良い具合の質感になりました。一部塗装が剥がれたところも良い感じであります。
同じように全体をやって、砲塔と合体!基本塗装をしただけだと、かなりおもちゃっぽさがありますが、これだけで大分良い感じなりました。リベット周りも剥がれるので、立体感も出てきます。
スミ入れはタミヤのスミ入れ塗料、ダークブラウンで行います。べろーんと塗ってエナメル溶剤をつけた綿棒で拭き取っていきます。あまり拭き残さず、溝の部分以外は綺麗に拭き取りました。
今回はパステルを色々やってみようということで、赤茶系のパステル(100均)を削ってライターオイルで溶いたものをリベット周りや凹部分に流し込みました。
だいぶイメージと違います。。黄土色や肌色に近いものでも試してみましたが…
やっぱりなんか違います。。一旦ここで止めて、チッピングをしました。Mr.カラー 日本陸軍戦車色後期迷彩色カラーセットの土地色をスポンジにつけて叩きつけました。ただそのままだと微妙だったので、小さくちぎったスポンジを押し付けてそのまま下へ擦り付けたりして、強めにチッピングを入れました。
ちょっと…やりすぎたかな…
また色が暗くなってしまったので、タミヤエナメルのフラットホワイトをライターオイルに溶いて流し込みました。端だけでなく、平面も含めて白でウォッシングを行い、退色表現としました。今だったら油彩のホワイトを使ってやるのですが、この頃はまだ持っていないので。。。
というわけで何度も失敗をしてはエナメル溶剤で拭き取っていたので、やたらと時間がかかりました。デカールをよしなに貼って、タミヤのウェザリングマスターのAセットを使って車体下部を仕上げました。デカールを貼ると一旦折れた心が持ち上がるので、やる気になって良いです。そのあと色々といじったのですが、写真がないのと、色々といじりすぎて記憶に無いので、一足跳びに完成です!
カーロ・アルマート M13/40 の完成ギャラリー
製作過程の写真がだいぶ暗いので何でしたが、自然光の中で写真を撮るとだいぶ良い感じです。しかし、ちゃんと過程を残して再現性を担保するのがこのブログの意味なのに、今回はいかんですね…。失敗も成功も合わせてちゃんと残すようにせねば…。
遠目に見るとそれぞれのチャレンジが溶け合って、なんだか良い感じになるので不思議です。それにカーロ・アルマートは微妙に小さくてかわいいです。パンターよりこっちの方が同じ中戦車でも可愛いのであります(比較したら可哀想だけど…)。
正面から見た姿がかわいいです!
良く見ると結構激しいウェザリングであります!横から見るとこんな感じです。転輪とサスペンションの形がかわいいです。
後ろから見たところ。ホワイトでドライブラシもしたようなしてないような、でも良い感じです。思い切ってホワイトを入れて見るのは、だいぶアリだな、と今回の塗装で学びました。
上から見たところ。
最後にティーガー先生と並んでいただきました。ティーガー先生こわいです(がたがた)。遠近法を使ってもまだ全然ちいさい悲しさ。
果敢にティーガーへ突撃するカーロアルマートくん!え!その人味方だよ!!
イメージしていたものに近づけたくて色々と試行錯誤をしましたが、うまくいかず、だいぶ心の折れた戦車でしたが、最終的にはイメージとは違うものの、なかなか素敵な仕上がりになりました。
今後も色々と挑戦をし、Learn and Be Curious でい続けたいと思います。
[追記] おさんぽ行ってきました。
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