Panzerkampfwagen IV Ausf.D - Girls und Panzer, Ankou, Oarai
さて思い起こしてみるに、最初に作った戦車はタミヤのⅣ号戦車D型でした。今回はその第一号を再塗装してあんこうチームのⅣ号D型にしてみようと思います。
最初のⅣ号といえば、アクリル塗料とエナメル塗料の違いも分からぬまま、エナメル塗料で車体を筆塗りし、そこに墨入れ塗料を塗り、エナメル溶剤でこすってハチャメチャになりつつも、何とか仕上げたものであります。
このⅣ号の塗装を剥がしまして、もう一度塗り直してみたいと思います!(一度やってみたかった)ちなみに元となっているキットは、タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.96 ドイツ陸軍 IV号戦車 D型 プラモデル です。
あんこうチームのⅣ号戦車D型の塗装レシピ
- 筆塗りのみ
- 【下地塗装】100均のラッカー塗料、ツヤありシルバー
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-24 ダークグレイ つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【転輪部分】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-60 ダークイエロー つや消し
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 X-10 ガンメタル
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-56 メタリックグレイ
- 【スミ入れ】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【スポンジチッピング】タミヤ エナメル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【車体下部】タミヤ ウェザリングマスター Aセット、100均のオイルクレヨン、100均のパステル
- 【履帯】タミヤ ウェザリングマスター Aセット、100均のオイルクレヨン、100均のパステル
ドイツ軍のⅣ号戦車D型の再塗装
以前の塗装を剥がす
まずは以前の塗装を引っぺがします。前述した通り、車体を全部エナメル塗料で塗っていた冒険作なので、エナメル溶剤で剥がせば良いはず。とは思いつつエナメル溶剤をケチってマジックリンをかけてみたりしましたが、効果なし。諦めてエナメル溶剤を適量スポイトで取った後で、筆を使って車体をべろんべろんに塗りたくりました。(アクリル塗料やラッカー塗料を使っている場合は、ラッカー溶剤を使えばOKです。ラッカー溶剤は最強なので塗装系の塗料ならほぼ何でも溶かします)
塗料が溶けてきたところで、広い面の部分はキッチンペーパーで塗料をぬぐいとり、細かいパーツが付いているところは、綿棒で拭き取って行きました。途中で拭き取るに飽きて、この状態に。
まぁほぼふき取れたからいいかなぁ、、、ということで。
下地の再塗装
今回は再塗装、ということもあり、下地を一度整えておこうと思います。というわけで先日100均で買ってきたラッカー塗料のスプレー(シルバーつやあり)を使ってみます。スプレー塗料は初めて使うのでドキドキするのであります!!
どうしてツヤありシルバーかと言えば、100均に置いてあったスプレーは全部ツヤありだったのと、青やら赤よりはシルバーの方が落ち着いた感じになるかな、っというところで、深く考えちゃおりません。先日ブラウンとレッドを買ってきたので、今度別の戦車で実験してみようと思います。
で、どうしたわけか写真が見つからないので、同じタイミングでシルバーで塗装したマチルダを参考に載せておきます。。
基本塗装
ようやくいつもの基本塗装のフェーズに戻ってまいりました。例によって筆塗りではありますが、アクリル塗料のダークグレイとフラットホワイトを混色したものを塗装します。割合としてはダークグレイ 6 に フラットホワイト4 くらいのかなり明るめにした色を塗っています。
ワイヤーブラシ + アクリル溶剤で塗装を剥がす
基本塗装を終えたところで、塗装を剥がします。本当はほんの少し剥がしてちょっとシルバーが見えるくらい、を目指していたのですが、途中からノリノリでワイヤーブラシを使って塗装を剥がしていると楽しくなってしまって、思う存分遊んでしまいました。。。あんこうのⅣ号がドイヒーな感じに…。
詳しい方法はこちら
まずは序盤の写真から。アクリル溶剤をつけた硬い(豚毛の)筆でこすったところ。
ここまでは現実的な感じです。ここいらでワイヤーブラシでガシガシやってみたくなってしまいました。そこでワイヤーブラシ(100均)を取り出して、車体後部をガシガシやってみました。
[Before] そんなに塗装は剥がれていない
[After] 楽しくなってガシガシやった後
これはこれでかっこいい!もう車体全体をやっちまおう!ということで…前面をガシガシやり、
砲塔もガシガシやりました(横にガシガシと縦にガシガシを混ぜるのがポイントですね!)
そして合体。
これはこれでかっこいい。意外と下地のシルバーが良い仕事をしています。
細部塗装など
続いて細部を塗装しました。
スミ入れをしているところ。だいぶ真っ黒に。15分もすれば塗料は乾くので、エナメル溶剤をつけた綿棒で拭き取っていきます。綿棒10本は滅ぶものと覚悟してください。
車体を拭き取ったところ。砲塔はまだ真っ黒であります。続いて砲塔拭き取り中の写真。
今回は珍しく過程の写真を取っている…。ワイヤーブラシで傷がついた表面の微妙な隙間にブラックが残るので良い感じにになります。
全部は拭き取らず、微妙にブラックを残しながら拭き取り終わるとこんな感じにになりました。
かなり引き締まった良い感じになりました。前編はここまでとし、後編に続きます。後編ではホワイトでのドライブラシを入れつつ、微妙に風合いをよくして完成ギャラリーに突入であります。
0コメント