Soviet Light Tank (Russian High Speed Tank) BT-5, Italeri, 1/35
3回構成となるイタレリのBT-5ですが、今回で最後となります。車体はほぼ完成していますので、車体下部に少し手を加えて完成させちゃいます。今にして思うのはもうちょっと履帯頑張っても良かったなぁ、、、という事なんですが、一度「完成!」としちゃうと何だかいじりづらくなるんですよねぇ。気持ち的なものなんでしょうか。
以前の記事
BT-5のウェザリング
それでは前回の続きから車体の下部をなんとかしていきます。
油彩具のイエローオーカーでフィリタリング
まずはイエローオーカーで彩度を上げます。車体と一緒にやっておけばよかった。ちなみに油彩具は乾きが遅いので(ライターオイルで溶いているのでかなり早くはなっていますが)、乾く前にピグメントを突っ込んだり、ぼかしたり、色々といじれて楽しいです。
こんな感じの液体を作って車体下部に塗ります。
こんな感じで流します。乾燥していくところで綿棒を使ってふわふわとぼかしたりしました。
肌色クレヨンフィルタリング再び
イマイチ納得がいかないので、肌色クレヨンで車体下部もフィルタリングします。
くう、よく見えない。。乾く前後で硬い筆を使って擦り落とすようにして、仕上げました。。
というわけで以上で BT-5 完成であります!
BT-5の完成ギャラリー
完成時の満足感は素晴らしかったです。それでは明るいところで撮影したBT-5くんであります。
全体的にとても明るく仕上がりました。そしてこの写真ならギリギリ車体下部が見える!
当初から明るく仕上げることが目標で、そのイメージに向けて色々試行錯誤をしたわけですが、その結果思いついた肌色フィリタリングに出会えて良かったです。イメージにかなり近い仕上がりになりました。
ちょっと遠目に全体像。明るく仕上がっているので写真写りもよし。
こちらは砲塔上部。塗装前に流し込み塗料と歯ブラシで表面を荒らしておいたので、塗料がランダムに乗って面白い仕上がりになりました。
予備履帯は思い切って真っ赤に錆びさせてみました。最近予備履帯を強い色で塗るのにこっています。
後部の排気管周りもサビサビです。削ったクレヨンが大活躍です。連結式の履帯が微妙に長いのか、後部で弛んだりするのがやや気になります。。
もちろん砲塔は回転します。
主砲が細いのが可愛いのであります。
製作であんなに苦労をしたものでしたが、塗装してみるとちゃんと組み上がってみてるから不思議ですね。もともとすごくちゃんとしたキットだったんじゃないか感が出ているような気がします。
以上、BT-5くんの完成ギャラリーでした。
BT-5 製作/塗装のまとめ
あっさり組み上がるかと思いきやひどく苦労をすることになり、塗装も気合いを入れてしまったBT-5くんですが、仕上がってみると苦労もあっただけに感慨深い作品になりました。どうも暗い色より本来の色と違っても良いから明るく仕上げるのが好みかもしれません。
また今回は肌色クレヨンフィルタリングと出会えたのも大きな収穫でした。クレヨンのフィルタリングは思った以上に使いやすく、今後もお世話になりそうです。良い学びのある戦車になりました。
0コメント