[戦車塗装] メルカバMk.Ⅰを砂漠仕様でウェザリング(1)

Israeli Main Battle Tank - Merkava Mark I, Tamiya, 1/35

ガルパンで戦車道にどっぷりハマるまでに知っていた戦車といえば、M1A1エイブラムス、ティーガー、パンター、三突、シャーマン、チハにメルカバでした。そして、さほど詳しくなかった私がどうにも心を奪われていたのが、大戦期でチハ、戦後ではメルカバでありました。当時メルカバのフォルムのカッコ良さに、SFの車両かと思った覚えがあります。

そして今回、いつか作ろういつか作ろうと思っていた念願のメルカバ君を作ったのであります!1輌作って飽き足らず、さらにもう1輌Mark1 を作りました。さらに飽き足らず、この記事を書いているのはMarkⅢ を作った後です!メルカバ祭りであります。今後続々とメルカバ記事を出していく予定です(他のも挟まりますけど)。

塗装はタミヤの箱絵がかっこいいので、デザートイエロー系で仕立ててみました。



メルカバMk.I の製作

冒頭でも触れましたが、タミヤさんのメルカバMk.Iを製作しました。Amazonで 1763円でした。(2017年07月時点)最高ですね。もう1個買ってシナイグレーで塗ろうかなぁ。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.127 イスラエル軍 メルカバ 主力戦車

メルカバは Mk.I から Ⅳ まで色々あるのですが、値段の安さと作りやすさを兼ね備えているのがタミヤのキットだと思います。1700円ならランチ2食分、春雨ヌードルに切り替えるだけで予算が整います。素晴らしいです。

ちなみにMk.Ⅲ も別途作りましたが、チェーンカーテンをつけたりアンテナが難しかったりと、なんだか大変なので、やっぱりタミヤのメルカバが取っ付きやすくて良いと思います。かっこいいですしね!

というわけで作りました(特に追加工作はなし)

ワイヤーロープだけ、キットに付属のワイヤーを曲げろと書いてあったのですが、そんな器用な真似ができるわけもなく、ポッキリ折れてリアルに涙目になってしまったので置き換えています。先端部分だけ切り取ってあまりキットの凧糸を瞬間接着剤でつけたものでなんとかそれらしく誤魔化しました。

車体はこの時点では接着せず、車体下部を塗装して履帯をはめるまで我慢します。さぁ塗装です!



メルカバMk.I の塗装

今回は砂漠っぽくやって見たいので、砂つぶっぽいのがポテポテと乗ったようなものをイメージして作ってみたいと思います。なんだかそのような海外の方の作例で見た気がします。通常、初回の製作では何も手を入れずに大人しく作って塗って、幸せな気持ちになることが多いのですが、今回は大胆に攻めてみるのであります!(いつも通り筆塗りです)


基本塗装

最近は明るめに塗装するのがマイブームなので、今回も明るく塗装をしていきます。アクリル塗料のデザートイエローとフラットホワイトを 3:7 程度で混ぜた色を作ります。

うすらやかな色合いになりました。続いて昨年夏の水出しコーヒーを作っていた時にでた、コーヒーがらを乾燥させてゴリゴリすりつぶした粉を投入します。

うふふ。混ぜ込みます。

いい感じに馴染みました。筆塗りという一般的なディスアドバンテージを筆塗りならではの手法を組み合わせることでアドバンテージに帰る、イノベーションなのであります(外資っぽく表現してみた)。…実際は余ったコーヒー粉を混ぜて塗ったら楽しいかなっと去年思って、ウォーカー・ブルドッグでやって見たら楽しかったのでまたやっているだけです。。

準備ができたらこれを塗っていきます。楽しい。

だいぶ明るい色合いになっています。

そして全体を塗り終わりました。白い。

側面のスカートにもしっかりコーヒー粒が残りました。つぶつぶしていて大変よろしい。

砲塔。だいぶがっつりツブツブが入りました。ちょっとやりすぎ…?

車体前面。平面の多い車体なのでつぶつぶを入れると情報量が増えた感じがしていいです。以上で基本塗装は完成。次回以降、細部の塗装やデカール貼り付け、ウェザリングを進めていきます。