[戦車塗装] カバさんチームの三号突撃砲F型が完成です!(後編)

German Assault Gun Sturmgeschütz III - Girls und Panzer, Oarai, Kaba-san team

前編中編に続いて後編であります。後編では仕上げのウェザリングと完成ギャラリーをお届けします。最後の仕上げは写真があまりなくて恐縮ですが。。。


[ガルパン] カバさんチームの三号突撃砲F型の塗装

前回の最後のステップで車体下部の汚しまで完了しました。最後の仕上げは、ドライブラシ、油彩具とピグメントを使って、車体上面で楽しんでいきます。


最終仕上げの手順

僕の現在のトレンドな塗装手順が下記になっていて、その流れで仕上げていきます。気分で変わりますが、だいたいこんな流れです。時間かかるわけですね。。

  1. ドライブラシでハイライトを強調する
  2. 油彩具で暗部を強調する(バーントアンバー or アイボリーブラック)
  3. 茶系、赤系油彩具を少しずつそれっぽい感じに置いて様子を見る
  4. 茶 or 黄 or 赤 のピグメントを乗せてみる
  5. 全体的に明るくなってくるので、もう一度油彩具で暗部をしっかり入れる
  6. ドライブラシでハイライトを付け直す

という感じです。結果こんな感じになります。

ドライブラシの方法はこの記事を参考にしていただくとして、僕はエッジだけでなく、装甲面にもきつめのドライブラシをランダムにかけています。今回使ったのはエナメル塗料のフラットホワイトです。

油彩具での暗部は、特にドライブラシで色を明るくした部分のすぐそばに入れるか、明るいところの面積をぶった切るような位置に筋を付けたりします。綿棒にほんの少し(ふたについているものをこそげとるくらい)だけ油彩具をとって、ベタッとつかないようにドライブラシの要領である程度塗料を落とし、それをランダムに付けていきます。アイボリーブラックを使用。

サビ色はやりすぎると大変な事態になるので、心を落ち着かせてやらないといけません(自戒)油彩具のクリムゾンレーキがちょうど良い感じなので、ライターオイル等で薄めてから少しだけ流しました。ピグメントは100均のパステルを削ったものを使っていてランダムに擦り付けています。

茶色系は砂ほこり汚れで、これはウェザリングマスターの粉を使っています。やりすぎると全体的にもやっとした印象になるので、特定の場所に強めにつけるようにしました。特にドライブラシで白くした面の部分(エッジじゃないところ)は置きやすくて良かったです。

ピグメントと油彩具で表情がついたら、最後にもう一度、油彩具で暗いところを強調します。ピグメントはいい感じになるのですが、粉っぽくて締まりのない感じになってしまうので、ふわっとした感じの部分に暗色を入れると引き締まります。

最後の仕上げはお気に入りのドライブラシです。もう一度エナメル塗料のフラットホワイトでエッジや突起部分を強調して塗装を完成としました。

※ 気分が乗ってくるとつい写真を撮るのを忘れてしまいます。。。経過がなくてすみません。。

ちなみにアンテナは0.5mmの真鍮線を瞬間接着剤で固定しています。やり方は下記の記事を参考にどうぞー。


カバさんチームの三号突撃砲F型の完成ギャラリー

あれやこれやとありましたが、無事にカバさんチームの完成であります!今回はやりすぎの一歩手前でいい感じに踏みとどまれたのではないかと。

これぞまさにカバさんチーム!かっこいいなぁ。三突は横から見たところがいいですよねー。

履帯もいい感じにたるみました。

車体下部は油彩具を下地にピグメントをかけて仕上げたもの。乾燥したところで豚毛のような硬くて先がバサバサの筆で上から下に引っ掻くようにして余分なものを落とすとこういう感じになります。

薄めたクリムゾンレーキを起動輪に流したのも良かったみたいです(余ってたから適当に付けただけなんですが、、)

続いて正面から。

サイドカバーが地面と平行じゃないのが気になる。。。こういうところの工作が甘い。今後の改善点ですね。。。

でもいいですねーこの重厚感。正面の装甲部分もいい感じに質感になりました。続いて後ろ側。

だいぶ攻めた感じになりましたが、これはこれで良いんではないかと。

というわけで三号突撃砲F型の完成ギャラリーでした。無事に完成して良かった!



まとめ

ガルパンを見る前に知っていた戦車の1つが、この三突ですが、いろいろな名シーン脳裏をよぎるのを楽しみながら、製作・塗装をすることができました。自分が気合いを入れてこんな風に戦車を作っているなんてな、数年前からは思いもよらない感じですが、こういう趣味を始めて良かったなぁと思います。

何せデスクにカバさんチームの三突があるわけですから!うーん、しあわせ。