[戦車塗装] カバさんチームの三号突撃砲F型が完成です!(前編)

German Assault Gun Sturmgeschütz III - Girls und Panzer, Oarai, Kaba-san team

大洗戦車道チームの車輌を揃える計画を大きく前進させる、三突こと歴女チームが乗る三号突撃砲F型をついに完成させました。苦手なエッチングパーツを乗り越え、アレヤコレヤと塗装のノウハウを突っ込み、完成した一輌であります。だいぶお気に入りです。

今回はそんなカバさんチームの製作メモ・塗装レシピをご紹介します。

すごい存在感であります!お気に入りの三突のシーンは、決勝戦で黒森峰に対して山の上から前進しながら打ちおろすシーンであります。ああでも回転砲塔じゃないことが悔やまれるあのシーンも捨てがたい!だがヴィンターゲッテンを履いた冬季仕様も好きだし、聖グロ戦の良くわからないのぼりを立てまくったカラフルな三突も今となって許容できる!

すみません落ち着きをなくしました。。。三突好きなんです。。。

ちなみにこれまでに塗装したガールズ&パンツァーの大洗女子の戦車はこちら。

それでは塗装レシピからいってみましょー。




プラッツ GP-03 三号突撃砲の製作

プラッツのキットは無駄パーツがやたらと出るのもあって、気が重いです。今回の 1/35 ガールズ&パンツァー III号突撃砲F型 カバさんチームver はドラゴンのキットが元になっているとのこと。大丈夫、ドラゴンのキットなら作れる、と信じて突き進みましょう。

キットには聖グロリアーナ戦で登場したカラフルな戦車を再現できるようにのぼりも入っていますが、今回はスタンダートなカバさんチームを作っていこうと思います。例によって、細かいところを完全に再現することにはこだわらず、気になったところだけ修正、という感じで進めていきます。

そういった確認にはいつもアハトゥンク・ガールズ&パンツァー2を使っています。紙媒体の素晴らしさを思い知らされますね。手軽にさっと確認して、あーこれ違う、というのを色々な角度から見られるので重宝しています。

そして製作のあれこれを残す習慣がないので、さっそく完成です。毎日晩ごはんの後、こたつでちまちまと作業をして10日くらいかかった気がします(他の戦車の塗装を同時並行で進めてもいるんですけどね)。プラッツの意味わからない系キットの中では比較的作りやすいと思いました(ただし説明書は見づらい)。

なお、初心者向きのキットではないです。説明書が見づらいです。分からなかったらアハトゥンクを見て確認する必要もあります。最初に作るキットとしては再考を勧めたいものなので、できれば1台タミヤのキットを作って、戦車の基本的な作り方を体験してからチャレンジするといいと思います。

そんなわけで完成しましたが、どうにも両サイドのフェンダー的なものが斜めになってしまいます。。修正しようと試みたのですが、色々と面倒くさい気持ちになって、後で直せば良いや、ということになりました。

横から見たところ。おお、完全にカバさんのやつだ。アンツィオ戦が思い起こされてグッときます。組み立てるのは中々大変なものではあるのですが、組み上がると本当に良くできていて、細密感もあるので満足感のあるキットです。

なお、車体後部の両サイドにあるアンテナ入れの支えがエッチングパーツになっています。細かいパーツなので取り扱いは中々大変ですが、瞬間接着剤で1つずつ取り付けていくしかありません。細かい作業が苦手な僕はこれで夕食後の作業が1日潰れたりしました。ピンセット必須ですね。

エッチングパーツ(金属パーツ)はそのままでは塗装できないので(できても簡単に剥がれてしまう)メタルプライマーを塗っておきます。これを塗っておけば普通に塗装できます。



[ガルパン] カバさんチームの三号突撃砲F型の塗装

それではさっそく塗装していきましょう。塗装イメージとしてはTVシリーズの黒森峰戦を胸に描きながらやっていきます。ジャーマングレイなカラーリングですね。


基本塗装

筆塗り一本の僕は下地をあまり塗りません。成型色があまりにも暗い場合や、塗装を剥がすときは下地を塗っておきますが、今回は塗装も剥がしませんし、成型色も明るいグレーで発色も良さそうなので、このまま塗ります。

ジャーマングレイの色に着地させるにあたって、僕はアクリルで塗った後にアクリル溶剤でムニつくという謎の作業をいつもやっているので、最終的に落ち着けたい色より2段階くらい明るい色合いで塗っています。

使うのはアクリル塗料のダークグレイで、そこにさらにフラットホワイトを加えて明るくした色で塗装をします。

こんな具合に結構明るい色で塗装しました。1度目は塗料の食いつきが良くないので、最低2度塗りします。薄いところは3回塗ったりもします。手間のように聞こえますが、そんなに時間はかからないです。むしろ無心に筆を動かす時間はとても楽しいです。

今回は中編、後編と続きます。