German Medium Tank - Panzerkampfwagen IV Ausf.H - Girls und Panzer, Ankou-Team, Oarai, Platz GP-04, 1/35
前回に引き続きガールズ&パンツァーに登場するあんこうチームのⅣ号戦車D型改H型を製作していきます。100%劇中仕様ではありませんが、劇中仕様にならないのは箱絵と中身が違うキットを販売しているプラッツさんが悪いということにします。前回は基本塗装まで終わっていますので、続きから参りましょう。
そういえば前回からだいぶ間があいてしまいました。GW前後から仕事が忙しくなってしまい、なかなかブログを書く時間が取れず、、、あまり製作から記事化まで時間が空いてしまうと、作業ログとしてもやや曖昧になるのが悲しいところ。
とはいえ最近は毎日の記録をちゃんと翌日までに残すようにしているので、大丈夫なのです。
あんこうチームのⅣ号戦車H型の塗装・ウェザリング
さて前回は下の写真の状態まできておりますね。続けて参りましょう。
ちょっと色が濃くなりました。光沢も少し出ています(あとでつや消しにしますが)。表面に筆跡が残っていても、この工程で良くわからなくなります。
シュルツェンもムニつきますが、メタルパーツは塗装が剥がれやすいので優しめに(できてない)。
転輪塗装とスミ入れ
今回はビシッと黒を入れて車体をくっきりとさせたいので、エナメル塗料のフラットブラックを100均のライターオイルで薄めたものを使ってスミ入れをします。ブラウンの車体にダークブラウンだとちょっとぼんやりしたりしますしね。
これを車体に強い気持ちでドバーッと塗っていきます。ちなみに塗装で失敗した場合(はみ出したりとかした場合)は失敗した塗料を溶剤で拭き取るか、前の色で上からぬりこめるかするわけですが、溶剤で拭き取る際の順番は覚えておくと良いです。
ここでは詳しく説明しませんが、アクリル塗料はエナメル溶剤では溶けません。基本的な塗装をアクリル塗料で塗っておくと、上から塗ったエナメル塗料は、下のアクリルで塗装した面はそのままに拭き取ることができるので、今回のようにドバッと塗っても拭き取ることができるわけです。
黒々としました。ちなみに転輪もエナメル塗料のフラットブラック(こちらは薄めず)で塗装をしています。エナメル塗料で塗っておくことではみ出した部分も綿棒ですっと拭き取れば良くなります。転輪の塗装はずっと大きなストレスでしたが、「転輪はエナメル塗料で塗って綿棒ではみ出しを拭き取る」というやり方に切り替えたところ、非常に楽な気持ちで出来るようになりました。
乾燥はすぐなので拭き取ります。
拭き取りはエナメル溶剤に浸した綿棒で溝等に色を残すように気をつけつつ拭き取っていきます。あえてウェザリングとしてエッジ周りに汚れを残したり工夫をしてみるのも良いと思います。この拭き取りが結構たいへんですが、色々考えながらやっていると楽しくできます。
最近は木部はバフで下塗りし、薄めたレッドブラウンで味付け、金属はガンメタルで塗装しシルバーでドライブラシ、という感じですが、この時はそれぞれレッドブラウンとメタリックグレイの1色で塗装をしています。
写真はないですが、後部の排気管は下記のサビ塗装で仕上げました。
デカールを貼る
続いてデカールを貼ります。キットに発色の良いカルトグラフのデカールが付属しているのでそれを使います。水転写方式なので、水で濡らして貼りたい位置に合わせたら、台紙を抜き取るようにすると決めた位置に貼り付けることができます。
デカールを貼ると唐突にあんこう感が倍増します。ただシュルツェンが大きいのでせっかくのかっこいい車体があまり見えなくて悲しい。デカールを貼ったら、いったんつや消しスプレーでデカール保護とつや消しをしておきます。
ドライブラシ
ガルパンの戦車なのであまり汚さずにあっさり仕上げたいと思います。今回はウェザリングマスターのAセットに入っているライトサンドでドライブラシ風にエッジ周りを擦りました。
ウェザリングマスターは簡単に砂汚れをつけられるのですが、今回のように車体がブラウンの場合、明るいサンド色がドライブラシ的にも使えます。が、やりすぎてちょっと粉っぽくなったかも。。
また、転輪周りにも同様にウェザリングマスターをつけます。シュルツェンは下の方にだけ擦り付けるようにしてグラデーションになるように仕上げました。
全体的にぼんやりした感じになったところで、黒い100均パステルに綿棒にこすりつけたものを車体に適当にこすりつけてメリハリをつけておきました。
以上で完成です!次回完成ギャラリーをお送りします。
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