今回はそんなPUMAくんで引き続き練習中のピグメント迷彩をやってみます。
こんな感じに仕上がっています。筆塗りのみ、迷彩はピグメントに少しアクリル溶剤を垂らしたものを、アイシャドウチップを使って入れています。では詳しく追いかけておきます。
8輪重装甲偵察車(PUMA)の塗装レシピ
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-60 ダークイエロー つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【迷彩塗装】100均のパステル + アクリル溶剤
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-65 フィールドグレイ つや消し(燃料缶)
- 【細部塗装】タミヤ アクリル塗料 X-11 クロームシルバー
- 【細部塗装】タミヤ エナメル塗料 X-7 レッド(消化器など)
- 【砲身先端】100均パステルのブラック
- 【スミ入れ】タミヤ スミ入れ塗料 ダークブラウン
- 【フィルタリング】100均の肌色クレヨン
- 【車輪周り】Mr.ウェザリングペーストマッドホワイト
- 【車輪周り】タミヤ ウェザリングマスター Aセット (サンド)
- 【その他】ホルベイン 油絵具(木部の塗装など)
8輪重装甲偵察車(PUMA)の製作
製作に使ったのはイタレリのキットです。堂々の素組みです。写真もございません!
8輪重装甲偵察車(PUMA)の塗装
今回も筆塗りで、迷彩はパステル+アクリル溶剤をアイシャドウチップで入れていこうと思います。
基本塗装
まずは基本塗装です。下地は特に塗っていません。アクリル塗料のダークイエロー+フラットホワイトの混色を 5:5 ほどで混ぜてかなり明度をあげたものを全体に筆塗りで塗装しました。筆は100均のナイロン筆で十分です。
ムニつき
アクリル溶剤でムニつきます。詳しくはこちら。そして写真なし。
ピグメント+アクリル溶剤で迷彩を入れる
それでは迷彩を入れます。筆塗りで迷彩を入れるとくっきりとした感じになりすぎるので、その辺りを誤魔化しつつ、手早くてサクッとできるピグメントを使った迷彩を入れていきます。筆で迷彩柄を描くのに比べるとピグメントを使った迷彩入れは作業時間が 1/5 くらいになります。複数色で迷彩を入れるときはかなり違います。その代わりちょっと雑な仕上がりになってしまうきらいはありますが。。。
ちなみに迷彩の濃さ、境界の明確さは下記2つの方法で結構変わってきます。
- ピグメント迷彩後にアクリル溶剤でムニついた場合(色薄くなる、境界ぼやける)
- ピグメント迷彩後にムニつかない場合(色濃いまま、境界は普通)
今回は実験も兼ねて後者(先にアクリル溶剤でムニついて迷彩を入れた状態からそのままフィルタリングへ入るパターン)で塗装をしています。結果、かなり良く迷彩が残った状態になりました。
箱絵を見ながらそれらしく迷彩を入れたらこうなりました。
使ったのはアイシャドウチップに柄がついているこちらの秘密兵器どん!(100均)きっとやりやすいに違いないと思ったら、やっぱりそうでした。もうちょっといいものが Amazonで売っています。
ピグメントを2色用意します。両方とも100均に売っているパステルを茶漉しで削ったものです。色合いは適当に複数のピグメント粉を混ぜて調整しています。
こちらは緑色。
こちらはオレンジ。
ちょっと分かりにくいか。。。
これらのピグメントに1滴か2滴、アクリル溶剤を垂らしてねちょっとしたところで、アイシャドウチップで軽く叩くようにしながら迷彩柄を入れていきます。塗りつける感じにすると強い色が乗り過ぎてしまうので、ポンポンと叩くように色を置いていくと良い感じになりました。
スミ入れと細部塗装
スミ入れと言いながらほぼフィルタリングですが、スミ入れ塗料のダークブラウンを全体に塗布しました。その後、エナメル溶剤をつけた筆で上から下に汚れを洗い流すようにして明度を整えました。
デカールを貼る
付属のデカールを貼ります。なんとなく 1111 にして見ました。強そう。
ここでつや消しトップコートを吹いてデカールを保護しつつ、乾燥を待ちます。
仕上げもろもろ
写真が残っていないのですが、やったことを羅列しておくと
- ジャーマングレイでチッピング
- タイヤはウェザリングぺーストのマッドホワイトを塗りたくった後、ウェザリングマスターのサンドとマッドの2色を上からランダムに擦り付けてそれっぽく仕上げ。
- 排気管はいつものサビ塗装仕上げ。
- 肌色パステル粉をライターオイルでといたものを全体にうっすらを入れて退色気味に調整(迷彩色がきつ過ぎたので調整)
- ウェザリングペーストで縦筋のウェザリングを追加
- 油彩具のパーマネントホワイトで薄くドライブラシ
と、そんな感じで完成としました。さほど時間はかからず、いい感じに仕上がりました。
8輪重装甲偵察車(PUMA)の完成ギャラリー
サクッと作ってサクッと塗装したPUMAくんです。
ピグメントでサクッと迷彩しましたー!という感じがあまりしない仕上がりになりました。なかなかいいんじゃないでしょうか。
製作時に特に曲がるようになっていなかった車輪を無理やり曲げたりした結果、なんとかちょっと旋回している風に整えることができました。せっかく4つも車輪があるのだから、ちょっと動きをつけたりしたいなっと。
正面から。
後部から。サビ塗装はいつものやつですが、うーん、いいなぁ。
バックショット。かっこいい。
太陽光の下に出してみました。やっぱり自然光が好き。
あとがき
そんなわけで PUMAくんでした。最近ちゃくちゃくと製作と記事投稿のタイムラグが大きくなってきており、加えて写真を撮らずに進めてしまうことも多く、なんだかなーという感じがします。ちなみにPUMAくんが完成したのは4ヶ月前でした。作業記録を残しているとはいえ、いかんです。
そういえば最近ようやくガルパン女子たちの 1/35 フィギュアに手を出し始めまして、試行錯誤をしながら楽しく製作をしております。なぜかゲパルドにアリクイさんチームを乗せたりしてキャッキャッしておるわけですが、ガチの戦車がどーんと置いてあるよりはふわっとした女子が乗っている状態の方が家族受けが良いです。この辺の記事も近く公開します。それではー。
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